先週島根県で開催された、全国高校総合文化祭郷土芸能部門に、本校和太鼓クラブは参加して来ました。
ここ数年、全国規模の大きな大会に毎年のように出演してきたわが養護学校高等部和太鼓クラブも、今年の大会は今までと意味が違いました。
普通高校に混じって、それに劣らない演技をするということでいつも大いに賞賛されてきましたが、やはり知的障害のある生徒達ということで、今までは教員が何名か入って一緒に叩いてきました。
こうして10年ほどやってきた我がクラブが、今年は「完全に生徒だけ」での演奏に初挑戦したのです。
全国高校総合文化祭では、上位何校かが、東京国立劇場での優秀校発表会への出場資格を与えられます。
そのためには、養護学校といえども、教師が混じることは許されないのです。
今年の3年生を中心に「国立へ行こう」を合い言葉に話し合いを重ね、猛練習に取り組んできました。
その間、いろいろなアクシデントもあり、それを生徒自身の力で乗り越えながらここまで来たということが、本校にとって歴史的な大事業と言っていいでしょう。
結果は、惜しくも「国立行き」を逃してしまいましたが、生徒達は本当によくがんばりました。得たものはとても大きかったと思います。
こうして体得した成就感、自己肯定感、人間関係の大切さなどは、今後の生徒達の社会参加と自立への大きな力となっていくものと思います。
ここまで指導してこられた先生方、本当にお疲れ様でした。