校内実習があったため、今日が3年生が修学旅行から帰って初めての音楽の授業でした。
修学旅行初日の夜は、「キャッツ」観劇班と、東京ドームでの野球観戦班に分かれました。
私は生でキャッツを見るのは初めてでした。
「メモリー」は、教材曲としてもう20年も歌わせ続けてきたのに、今まで本当の意味を知らずに歌わせてきたことに気づきました。
みんなからさげすまれる娼婦猫グリザベラは、天上へ上るただ一匹の猫として、長老猫オールドデュトロミーに選ばれ、妖精シラバブの助けで、過去(メモリー)と決別して、天へ上っていきます。
B-durでグリザベラが2コーラス、月明かりの中、過去のメモリーを歌います。
そして「古き日は去りゆき、夜明けが近づく」と歌い、「デイライト」で、「この夜を思い出に渡して」「夜明けとともに新たな命」とつなぎ、ges-durの間奏で、過去のメモリーは、次の世代へと受け継がれていくことを示します。
そしてソプラノのシラバブか「木漏れ日は輝き、光があふれる」と天上へ導き、アルトのグリザベラと和して「花のように朝が開く。思い出は去る。」と、新しい世界を開きます。
感動的にDes-durに転調してグリザベラが万感の思いで訴える「お願い、私にさわって。私を抱いて。」は、すべての猫=人間はつながってゆくべき存在であり、過去はすばらしい未来へとつながっていくことを示しているようです。
以上は、浅利慶太訳による、私なりの解釈です。
今日の授業では、メモリーも含めて、キャッツに登場したいろいろな曲を鑑賞したり、歌ったりしました。