高等部2年生のO子さんは、ジャイアンが10人かかっても勝てないくらいの、破壊的な音程と音量で、叫ぶように歌います。顔の表情もすごい形相になって、必死でほえています。周りの生徒は、その破壊力におびえています。
このO子さんの声を何とかしたいと、いろいろやってみました。せっかくの歌う意欲をそがずに、何とかまわりを破壊しない程度の声にならないものか。。。。。。
「ちいさな声で歌ってみましょう。」……声を出さなくなりました。
「自分の耳を指でふさいで歌ってみましょう。」……こうすると、自分の声が自分でよくわかるものですが、
ますます大声になりました。
「大きな声よりもきれいな声で歌いましょう。」……効果なし
「歌っているときに、友達の声は聞こえていますか? 伴奏は聞こえていますか?」……効果なし
ここで、とっておきの最終兵器を出しました。
『ビデオカメラを彼女に向けて、歌っている表情を大型テレビに同時中継する。』
これで、自分がいかに周りを破壊しているかを自覚するだろうと、考えたのも、全く役に立たず。
彼女は、画像を見ようともせず、自分の世界に陶酔して吼えまくっています。
ここで私もお手上げ。
知的障害のため、通常の方法が効きません。
次回は、また別の方法をためしてみるつもりですが、、、、。
どなたか、良い方法をご存じの方、どうかお助け下さい。