私を苦しくしているものは

 
 
他者との比較
 
 
である
 
 
 
 
 
 
昨日のとある場面。
 
 
大好きな友達とその友達の仲間たちとの飲み会で。
 
彼らはみな、
福祉活動をしていたり、
農業支援をしていたり、
大学の教授だったり、と
自分の携わっていることに
誇りをもって、
とても楽しそうに語り、
出会いを喜び、
再会を誓いあっていた。
 
 
その中で私は会話に入れずにいた。
 
 
最初に名刺交換が始まった時点で
私は自分の名刺を出せなかった。
 
 
みなさんがしていることに比べて
私の仕事(生命保険の営業)は取るに足らない
ものです。
 
そんな声がずっと聞こえていた。
 
 
 
他者を上において自分を下に置いてる証拠。
 
 
本来、どんなものにも上もなければ下もない。
 
福祉活動が素晴らしくて
生命保険の営業が素晴らしくない
ということではなくて。
 
 
というか、そもそも
何かを「素晴らしい」と区別すること自体が
苦しみの始まりなんだと思う。
 
 
 
昨日の時間を通して、
私は常に何かと自分を比較し、
自分の位置を決めて、
勝手に不愉快になっていくクセがあることが
わかった。
 
 
 
そして、もっと言えば、
昨日の時間を通して、
私は「物語」を作っていたのだ。
 
ある瞬間に湧いたことを取り上げて。
 
架空のストーリーを。