少しずつ冬の気配がしてきましたが、天気の良い日中はまだまだ暖かいポタジェ。野菜たちが店じまいを始めるなか、ハーブたちは元気いっぱいです。
ビタミンカラーの花を咲かせているのは、去年株分けしたメキシカンタラゴン。フレンチタラゴンは高温多湿な日本の気候に合わずいつの間にか消えてしまいますが、このメキシカンタラゴンは毎年立派に年越しをしています。
あまりにも大株になったので6つに株分けしたんですが…やっぱり元気。こうなるとどこまで増やせるか見ものです(笑)
香りが強いメキシカンタラゴンの葉と花をお酢に漬けて作るタラゴンビネガーはとっても重宝します。タラゴンには抗炎症作用や肝機能向上の作用もあるので、これからのシーズンは特に活躍するハーブですね。
そしてメキシカンタラゴン同様、強くて簡単に増やせるエキナセアもこの季節に役立つハーブです。抗菌・抗炎症作用があるので、毎年チンキを仕込んで風邪予防に飲んでいます。お湯で割ると温まりますよ〜♪
以前は砂糖も加えるハーブ酒を作っていましたが、最近はもっぱらチンキです。夜に家族が寝静まってから、顔パックをしながらチンキをちびちび。ささやかながら至福の時間です(笑)
そんなエキナセアの横では、タイムが一帯を覆うほどに増えました。タイムは湿気による蒸れで枯れやすいので、排水の良い土地に植えて利用がてら間引いてあげると無限に増えます。文字通り無限にです(笑)
このタイムも抗菌・抗ウイルス作用があるので、他のハーブと一緒にチンキにしておくと風邪予防の強い味方になります。去年仕上がったカリン酒にタイム含むハーブをどっさり漬け込んでみました。どんな味になるか楽しみです。
ちょっとクセが強いですが、こちらのローズマリーもチンキにおすすめ。ローズマリーは頭をスッキリさせてくれるハーブとして知られていますが、喉や気管支を労ってくれるので風邪予防にも良いですよ。
さっきから風邪予防かぜよぼうとうるさいですが、秋冬は本当に風邪を引きやすいのでなんとしても回避したく…。予防効果を少しでも上げるために、ポタジェのハーブは手当たり次第チンキに放り込んでいます(笑)
収穫期を迎えたレモングラスも抗菌作用があるのでたっぷり加えました。
目についたフェンネルもついでに投入。
風邪予防の効果は特にないようですが、ストレス緩和に効果的なハーブにつきとりあえず入れておきましょ(笑)
その他にもポタジェにはチンキの材料がたくさん。ハーブティーはハーブの水溶性の成分しか取り出せませんが、アルコールを使ったチンキやハーブ酒なら脂溶性の成分も抽出できます。美味しく健康になれたら、それが一番ですね◎
まったく関係ありませんが、この籠は先日の東京蚤の市で手に入れました。初参戦だった蚤の市、色々と刺激的で楽しかったです。ここしばらく冷めていたインテリア熱がこれを機に噴火し、ストップをかけていた蔵改装が一気に動き出しました。このお話は別の機会に…!
それでは、みなさんも風邪にはお気を付けて良い1日をお過ごし下さい♪