里山という美しい概念に惹かれるようになったのは、

自然と交差する場所で暮らしはじめてからのことです。

 

 

 

 

深山の対義語とされる里山。

 

30年もの間忘れられていた我が家の裏山は

1年前に竹伐採でユンボを入れるまでは

深山になりかかった里山でした。

 

それもまた自然の摂理なので、

竹に飲まれて光を失った山をみて

可哀想などと思ってはいけないのでしょう。

 

それでも、共に生きていきたい。

お互いの為であると信じて、

荒れ果てた裏山を美しく蘇らせたい。

 

 

 

 

竹を伐採して、燃やしてを繰り返すこと数ヶ月。

深山が里山の顔を取り戻しつつあります。

 

気持ち良さそうな木々を見ると

こちらも嬉しくなる。

 

山仕事の加減が掴めてきたころ、

山の恵みに改めて気がつきました。

 

 

 

 

この前作った棒棒鶏風の鶏ディッシュ。

ソースには以前裏山でレスキューした

山椒の木が付けた実を使いました。

 

小さな木が一生懸命につけた実。

裏山からの贈り物と思うと、

美味しさもひとしおです。

 

 

 

 

薪ストーブ用の薪。

すべて裏山からやってきました。

 

もちろん薪は歩いてきてくれないので

此処まで運んで切って積むのは

紛れもなくわたしたちですが(笑)

 

伐採せずとも立ち枯れたものでこれだけの量。

本当にありがたいです。

 

里山からきた薪がおこすストーブの熱。

じんわりと優しくて、

身体も心も温めてくれます。

 

 


 

例えば懸命に生きる若木を見つけたとき、

そっと見守ってあげたいと思う。

山はそんな自分の中の

慈しみの心に触れられる場所です。

 

自然の美しさを伝える為に、

裏山を里山として復活させる為に、

ただただ、みんなで楽しく活動する為に。

 

この裏山の門をたくさんの同志に向けて開きたい。

里山へと変わりゆく山を眺めて、

そんな想いにいきつきました。

 

というわけで!(語りは此処までです!笑)

 

『裏山部』を本格的に始動すべく、

その一貫としてブログ繋がりの山好きご夫妻と

半日かけて熱い山活動をしました。

 

部員さん集まれー!!

楽しい大人の部活動を裏山で一緒にしましょう!

来年に向けての告知を含め、

後半へつづきます!