村上春樹さんの、「ねじまき鳥クロニクル」3部作

やっと読み終わりました☆



論文を書いていると煮詰まるので、息抜きに・・・と読み始めたら

ぐんぐんと引き込まれていきました。

とても深い物語なので、人によって感じ方は

それぞれだと思います。



読み終えて、私が感じたのは・・・



人間はみんな、どんな状況にあっても

ネガティビティを乗り越えていく勇気が必要だということ。



主人公は、心の深層にある闇に捕らわれ失踪してしまった妻を

取り戻すため、予言を与えてくれる人達と出会いながら

夢のような不思議な世界(無意識)に入って

彼女を助けに行きます。



時代を越えて、また夢の中で、いくつものストーリーが絡みあって

彼女を取り戻せるか?というラストに向かいます。



闇に犯された世界を現すものとして

戦争のかなり残虐な暴力のエピソードがいくつも出てきます。

(恐くて読めないという人がいるほど、すごい描写もあります)



村上さんは、あるインタビューの中で

人間は誰でも光と闇の二面性を持っていて、状況が変われば

どんなにいい人でも、残酷なことが平気で出来てしまう・・・

という危険性をお話されていました。



特に日本人はその傾向が強いのかも・・・と。

これは、日本人は根が純粋なために、どちらにも染まりやすい

つまり、影響を受けやすいという意味なのかなと

私は受け取りました。



闇の力に負けて、戦争に引きずり込まれないように・・・

そんな思いをこの小説に込めたそうです。



そして、読み進めるうちに思い出したのが

つい先日誕生したオーラソーマの新しいプロダクト

「大天使カマエル」のエッセンス。



カマエルは、思いやりと愛のエネルギーをもたらします。

このエッセンスについて、マイク・ブース学長は

次のように語っています。




「歯に衣を着せない表現を使うと

群集の中でネガティブな感覚が拡大していく状況を

“集団リンチ”的傾向と呼ぶことができるでしょう。


カマエルのアークエンジェロイは

この状況をより大いなる善に方向転換させる一面をもっています。


これは、私たちが自分自身を深いレベルで

受け入れることによって起こります。


私たちが自己の深みに思いやりを見いだすにつれて

自分の投影や他人に対する裁きを

解消してゆくことができるのです。」




このメッセージを読んだ時、「集団リンチ」という

かなり直接的な表現が出てきたので、正直驚きました。

これがもっと拡大していけば、きっと戦争にも繋がりますね。。。



マイクさんは、集団の中で

ネガティビティが伝染しないようにすることが

今、とても重要だということを伝えたかったのだと思います。



そのためには、自分の闇を否定せず

愛と思いやりを持って、すべてを受け入れること。

受け入れられない!と思った自分をも、受け入れること。



否定することは、より大きな否定にしか繋がらないのです。

でも、愛を持って自分を受け入れれば、闇も手放していけます。



この小説を読んで、村上さんの思想とオーラソーマの哲学は

とても似ているなと感じました。

方法は違うけれど、伝えたいことの本質は

同じなのかもしれません。



そして、村上さんはとてもスピリチュアルな方だと

改めて思いました。



小説を書くために、マラソンやトライアスロンで体を鍛えたりして

とても健康的で現実的なタイプの方のようですが

しっかりと、自分の使命をグラウンディングして

生きてらっしゃるのですね。



「ねじまき鳥クロニクル」を読んで

ますます村上さんのファンになりました。

他の本も、これからじっくり読んでいこうと思います☆