「Shall We ダンス?」の周防監督の11年ぶりの新作を観ました。






「それでもボクはやってない」 



痴漢事件の冤罪をテーマにした作品です。



裁判って、私を含め普通に日常を送る多くの人にとって、

あまり身近なことではないので、イメージが掴みにくいと思います。



でもこの映画を観て、身近な大切な人や自分が

この立場になる可能性も大いにあり得ると思い、ちょっと恐くなりました。



本当にやってないのに、無実を認めてもらえない。。。



裁判は有罪ベースで進行するので、よっぽど確実な証拠が出ない限り、

無罪にならないという裁判の現実。

裁判で無実を証明することが、どれだけ難しいかを知りました。



罪を犯しているのに、無罪になって社会に出てくることも恐いけど、

無実なのに認めてもらえず、有罪で罰を受けることはもっと恐いことかも。



冤罪は、特に戦時中などはひどかったでしょうね。拷問もあったわけだし。。。



自分が冤罪で主人公のような立場に追い込まれたら、

きっと拘留されている間に、気が狂いそうになると思います。

精神的に受ける屈辱感がすごいからです。



正義って何だ?!って、考えさせられました。。。



2時間半もあるのに、全然飽きずにグイグイ引き込まれました。

周防監督、やっぱり人や状況の描き方がとってもうまいです。。。



役者もみんな良かったですね!

特に主人公の加瀬さんは、本当に痴漢に間違われた普通の人って感じで、

とてもリアリティがありました。

役所さんも穏やかで冷静な弁護士っぷりが良かったです。



夏バテでぐったりモードだった私も、見ている間は元気に!(笑)

この映画はかなりおすすめです。。。