ごきげんよう。
今回も引き続き、リクエストがあったチームLINEに大量投下した内容を加筆修正して投稿します。
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以上を踏まえて、「ゲームの正しい楽しみ方」を考察します。
エゴ→感想(言葉・分離)→思考→頭で考えてること
本来の自分→感覚→気分→ココロ(胸)に感じていること
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ある日マリオは、なかなかジャンプしても飛べない土管を前に、イラだっていました。
「こんなところに土管なんか置きやがって!」
しかもやっと土管の上に登れたと思ったら、口のある花が出てきてダメージを喰らいます。
満身創痍のマリオ、ふと横を見ると、アヤしげなきのこを食べて光りながらまわりを蹴散らして進む仲間がいます。
マリオはこぶしから血が出るのを恐れて、ブロックを叩き割る勇気がありません。
もちろん、アヤしげなキノコを食べるなんてリスクも負えません。
もうジャンプする気力も残っていません。。。
先にもすすめず、八方ふさがりのマリオは、
「なんなんだよ一体!なんで自分だけこんな目に合わなきゃいけないんだよ!!」
嘆き悲しむだけです。
そんな中、どうやらこの世界は「思い通りになるらしい」というウワサを耳にします。
それならば何とかしてもらおうと、そのカスタマーサービスへ問合せしました。
「オマエが創ってるのかこの世界。土管とかカメとか多すぎるんだよいい加減にしろ!ほんとに不快!マジふざけんな!!!」
通常ならクレーマーですね(笑)
でもカスタマーセンターはニーズの把握をしたいので、プレイヤーからの連絡がうれしくてたまりません。
でも、マリオの携帯の電波は圏外寸前なのか、とぎれとぎれに聞こえてきます
「オマエ・・この世界・・カメ・・多・・ふざけんな・・」
「電波悪いですね。そうか、『ふざけんな』ですね。喜んで♪」
マリオのステージは感想通り、さらに土管とカメがマシマシの「ふざけんな」に変わっていきます。
マリオは「感想」を伝えて、どうにかするようお願いしてるのに全然反映されず、しかもどんどんひどくなっていくことに絶望感を抱きます。
「だから、もうほんとに無理なんだって。いい加減にしてくれ、絶望的だ」
相変わらず携帯電波は悪いです。
「もうほんと・・いい・・絶望・・」
「聞き取りづらいけど『絶望』ね。なるほどそっちね!喜んで♪」
ウワサより全然あてにならないカスタマーセンタ-。
マリオは自力でがんばるしかないと、土管を越えるべく跳躍力を高めるための筋トレしたり、ブロックを殴ってもいたくないグローブ買ったり、キノコを料理する方法を習ったりしてますが、もうどうにもなりません。
マリオにとってはこの世界、どうあがいてもどんどん絶望的な世界に変わっていきます。
「もういいよ、筋トレとかキノコ料理とか、さんざんがんばってきたけど、こんな世界もうどうにでもなれ・・」
マリオは思い通りにすることをあきらめました。
「もういい・・キノコ料理・・がんばっ・・どうにでもなれ・・」
「相変わらず電波悪いな。『どうにでもなれ』か。喜んで♪」
次の日、隣のおじさんがたくさんとれたからとキノコを差し入れてくれました。
幸いマリオは、キノコを料理する方法を習得していたので、初めて見る不思議なキノコに「どうにでもなれ」と食べてみました。
マリオは、当たらずになんとか美味しく食べることが出来ました。
食べたらちょっと元気になりました。
元気になったら、あの土管が跳び越えられるようになりました。
「この前、キノコのおかげで、土管が越えられたよ。いやぁ、うれしかったね!これでコインが取れればもっとうれしいけどね!!」
マリオはキノコの食べ過ぎでハイになっている状態で電話を掛けました。
「この前・・キノコ・・土管・・・うれしかったね!・・・・」
「電波のせいで最後まで聞き取れないですが『うれしかった』ですね。喜んで♪」
その後から、なんだかわからないけどキノコと土管の縁があることが多くなり、前よりうれしいことは多くなってるけど、肝心のコインは手に入りません。
最後が聞き取れなかったって言ってたので、通話状態をよくする方法を調べ始めました。
どうやら、通話状態を良くするのは「電波の強さと安定感」が必要だということがわかりました。
どうしたら電波を強く安定させることができるのか。
障害物がなければ電波は安定するし、電波には強い安定した周波数帯があることがわかりました。
早速、新しい携帯に変えるべく、街へ出かけていきました。
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正体
マリオ:エゴたん
コールセンターの人:ゲームプログラマー
ゲームプログラマーは「これからどういうゲームにしたいのか?(体験したい未来)」を聞いているのに、エゴは「感想(過去)」ばかりを言っている。
ここのずれが「思うような世界にならない」ループする原因。
しかもコールセンターが聞きたいのは、その時のマリオの意見(言葉)じゃない。
プログラマーが土管をデザインしたので「土管があった」って言われても「知ってるよ?」って聞き流す。
土管じゃなくて水たまりがいいのか岩がいいのか、あるいは全部取っ払って花畑がいいのか、どうに楽しみたいのか知りたい。
だってその土管を選んだのはマリオ自身だから。
マリオの電波が悪いのは、そのものずばりマリオの周波数の問題ってこと。
ここでは、携帯電波=意識と捉えてお話しています。
例えば、「冷蔵庫のプリン食べられちゃって悲しい!」っていう感情の後に「でもおいしかったでしょ?いい店知ってるわたしすごい!(自己肯定【ある】)」ってなるか「やっぱ名前書いとかなかった自分のせいだ!(自己否定【ない・不足】)」になるかってこと。
悲しむのがダメなんじゃなくて「その後の感覚」がもとになった世界が創られる。
周波数を安定させるのは、おなじみ、やじろべえ(笑)
障害物(ブロック・思い込み)をどんどんとって、真ん中にいるようにして、高め安定にする。
高め強め安定だと、カスタマーセンタに要望が通りやすい。
実際そうなんだよね。
ただのクレーマーの言ってることは聞き流すけど、常識をもって冷静にきちんと話をしてくるお客様の要望は通りやすいし、お客様の要望以上のことをしようと思うもん(経験談)。
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ここでちょっと方向性を変えて。
新約聖書の「ヨハネによる福音書」冒頭。
Εν αρχηι ην ο Λόγος
(En arkhēi ēn ho logos、エン・アルケー・エーン・ホ・ロゴス)
↓ギリシャ語を英訳
「In the beginning was the Word」
↓英語を和訳
「はじめに言葉ありき」
って訳されてるんだけど、これ、直訳じゃないんだよね(笑)
だから、誤訳とまではいかないけどニュアンスが違うって聞いたことがある。
わたしが聞いたのは「ロゴス」は「意識」っていう意味もあるってことだった。
気になったので「アルケー」の意味も確認したら、「万物の始源・宇宙の根源的原理」なんだって。ってことはさ、
△はじめに言葉ありき
〇最初は意識(感覚)からだよ
って言ってるんだよね。
「思いがさき、現実化があと」ってことだね。
「笑う門には福来る」ってこと。
ちなみに、本当のしあわせの状態をあらわす漢字は「福」なんだって。実際中国では「福」が多用されてて「幸」はあんまり使わないんだとか。
引用:口語訳
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。
「言」を「意識」にして読んでみる。
意識=自分=無条件の愛って考えると、聖書の説いてる意味がすこしわかりやすくなる。かな(笑)