牛が飲む水は、甘い乳となり、蛇が飲む水は、恐ろしい毒となるということが云われています。
せっかく勉強しても、使い方が間違ったならば恐ろしい毒を流す悪人になることがあります。
だから一番大切なことは、先ず自分が よい心がけの人間 であることです。
悪魔と仏は、それ程もとは、ちがったものではないということです。
一人は西に歩いていく、一人は東に歩いていくとしたら、だんだん歩いて行く程、遠く遠く離れて行ってしまいます。
良い友達と一緒に進めば、知らず知らずの間にも自分もよくなっていますが悪い友達と一緒に進んでいれば、いつとはなしに、だんだん悪い方に行ってしまいます。だから毎日の心がけはとてもとても大切なものです。
よい教えを毎日心に入れて進めば、その人は必ず立派な人格の人となって行きますが、勝手気ままに進む時は、どんな恐ろしい結果になるかも知れません。
自分は牛のように水を飲んでいるかどうか反省してみましょう。
誰かを知りたいと思ったら、こうだずねよ、 あの人の友達はだれかと(トルコのことわざ)
仏の教えです。本当にそうだなと感じました。
そして、よい心がけとはなにか自分なりに考えてみました。
・履き物を揃えること
・感謝の気持ちを忘れない
・ゆずり合いの気持ち
・人々を幸せにする気持ち
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確かにこれらも大切だけど、一番大切なのは 自分自身が成長する と思うことだと。
成長すると決意すれば自然と履き物を揃えているんです。
成長すると決意すれば自然と感謝の気持ちが芽生えているんです。
履き物を揃えると、心も揃うでしょ。そうすると心が成長するから履き物を揃えているんです。