夫が交通事故で後遺症必至の重傷を負ったため、まずは保険の状況を確認しました。

夫は自転車走行中、お相手は自動車走行中での接触事故で、お相手サイドは同乗者も含めて怪我ナシ

 

 

 

 

と言っても、我が家はマイホームを購入した時点で殆どの保険を解約していました驚き驚き驚き


掛け捨て型のガン保険や傷病・入院・休業補償系の保険には一切加入していません。。

 

掛け捨てるくらいなら、いざというときのために貯蓄に回した方が良いし、健康保険の傷病手当金や高額医療費制度等があるから、なんとかなるだろうという考え。

自宅のローンを組む際に団信保険に加入したことや、当面の生活に困らない程度に資産もあることから、それで問題ないという判断です。

 

 

残しているのは、積立資産形成型の死亡保険として、以下2つのみ。

当たり前ですが、死亡や高度障害時のみしか給付を受けることが出来ません。

 

 ・日本円建てで約1,000万円

 ・USD建てで約1,000万円(円高になったら目減りリスクあり)
 

 

なので、今回の事故で手術・入院をしたり、長期休業することになっても、それでおりる保険金は1円もありませんでしたもやもや


 

 

 

 

 

 

一方で、マイホームを建てた際、火災保険に加入しており、その中で個人賠償責任保険特約を付けていました。

10年間で追加保険料13,000円程度のため、年間1,300円弱、月額にして僅か100円ちょいです。

 

これは自転車走行中の事故にも適用される保険特約(しかも、同居中の家族全員が対象)で、お相手の車の修理代等の賠償費用をカバーできるものです。

相手側との示談交渉も、保険会社に代理でやって頂けることになりました。

 

 

 

 

尚、今回の事故は夫にも過失があり、夫の過失割合が、お相手の保険から賄われる夫への賠償金額:治療費・休業補償・慰謝料等に直接影響を及ぼします。

 

この過失割合決定に関しては慎重な検証や交渉が必要となり、保険会社に認定・お支払い頂ける費用の算出に関しても、交渉次第でかなり変わってきてしまうそうです。

 

示談交渉の結果と、裁判の判例結果とは、金額的に雲泥の差。

特に後遺症が遺る可能性が高いのであれば、専門の弁護士に依頼するのが最適です。

 

 

 

 

我が家は加入している自動車保険に弁護士特約を付けていたので、弁護士費用は最大300万円までおりることが判明しました。

契約者が自動車搭乗中の事故でなくとも、自動車の絡む交通事故に遭った際、弁護士特約が有効になるのはあまり知られていないので、自動車保険に加入されている方は是非一度特約の有無を確認されることをお勧め致します。

 

 

 

今回、この2つの特約「個人賠償責任保険特約」と「弁護士特約」を、敢えて付けていたのが幸い。

交通事故専門の弁護士として、キャリア約20年の実績がある私の大学時代のサークル仲間に、快く引き受けて貰えることになりました鉛筆

 

 

 


 

自転車走行中の事故ですが、マイホームを買っていて良かった、自動車を保有していて良かった...

 

何より、特約を慎重に精査し加入していて良かった...と心底思った瞬間ですにっこり