振られてから2か月以上も経つのに、またAの話です![]()
彼のことを引きずっているのは確かだけど、日常生活への支障がある訳では無いし、自分から連絡をしたいという気持ちがあるわけでもない。
( 寧ろ、自分からは二度と絶対に連絡を取るまい!という決意は固い )
ただ、これだけAのことを思い出すというのは、彼と付き合っていたことや失恋したことで、得られた学びが本当に多いということなのだと思います。
自由に生きることを好むAは、夫婦仲が悪かったのは真実にせよ、それを建前にして、結婚状態を維持しながら別居という自由を手に入れていることを、寧ろ好ましく思っている節がありました。
作った子供への責任はきちんと果たすけれども、自分は家庭(奥さん)に縛られて生きるなんて真っ平ごめん。
会社組織に縛られるサラリーマン人生も真っ平ごめん。
男の本能に従い、いろんな女性をとっかえひっかえ関係を持ちたい。
だからこそお金を沢山稼いで、誰よりも自由気ままに、思うがままに生きていきたい。
そんな彼の素直すぎる欲望まみれな人間くささが大好きでした。
なので、誰かに束縛される=所有されるなんて大嫌いなくせに、A自身は所有権が大好き。
それは、所有権こそ最強の権利だと、彼が考えていたからです。
手に入れたいと思ったら、何が何でも手に入れようと奔走し、実際に手に入れてしまう実行力と意志の強さがあって、所有権を手に入れることこそ彼のライフワークでした。
ある意味、結婚は配偶者に対する所有権。
そういう意味で、不倫関係は所有権ではなく賃借権。
私だって、絶対的に所有権がいい。
所有権が最強だって、私だってよくよく分かってるから。
でも、Aは自分自身の所有権を誰にも渡さないし、私も彼に対する定期の賃借権しか得られなかった。
人には賃借権しか与えないけど、自分は所有権に拘って生きていきたいって、私もそんな生き方が理想です 笑