決算期の今月は、そこそこ大きな取引を3つ抱えていて。

 

今日は、その一つでBと一緒でした。

 

 

 

 

 

前々回だったか前回だったかのホテルデートのとき、Bがベッドの中で徐に

 

取引を終えたあと、ご褒美ランチに行こう!

 

と、レストランの予約をしてくれていたんです。

 

 

 

 

 

 

というわけで、午前中の取引を無事に終え、夕方からの打ち合わせの合間にランチ・デート。

 

 

普段の私に馴染のない横文字のレストラン名は、一度聞いただけではすぐに忘れてしまい…

ドレスコードはビジネススタイルなら大丈夫でしょ、くらいの気持ちで行ったのですが、着いてみれば老舗グランメゾンのフレンチでした凝視

 

 

アピシウス

 

 

 

 

 

 

先日のデートで、作業着姿で食べたラーメンとの落差がすごすぎる...ガーン

 

 

 

ただ、Bとはいつもフランクに過ごせているから、重厚な雰囲気なフレンチレストランでも全然緊張はしなかったし、相変わらず「 お口あーん 」で食べさせて貰ったり、食べさせてあげたり。

 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 

他のお客さんは、記念日らしきご夫婦が二組。

後は、お金があり余ってるから、毎日こういうところでランチを食べてますって感じの単独おじさん×3名 笑

 

都心の高級フレンチあるあるですね。。

 



私たちが仲睦まじく、「 お口あーん 」し合っているのを、おじさん方から超ガン見されましたダッシュ


あなたたちならお金の力で、数多の美女に日替わりであ~んして貰えるでしょう。

 

 

 

 

 

 



 

 

 

今日は全て銀座界隈での仕事で、銀座の街中で腕を組んだり、手を繋いで歩いた私たち。

 

最後の打ち合わせを終えたら、みぞれ交じりの雨が降り出していて、寒さに肩を寄せ合い、一つの傘の中でぴったりくっつき駅まで歩く。

 

 

 

 

 

ビジネスパートナーなのか、恋人なのか、こういう時ってよく分からない。。

 

自分があたかも、松本清張の小説に出てくる悪い女にでもなった気分になる。

 

 

 

 

 

そう言ったら、Bに「 Nozomiは松本清張のどの作品が一番好きなの?」と聞かれ、

 

 

" わるいやつら "が一番好き。

 

いま私の隣を歩いているような、育ちも見た目も良い男が、実はとんでもなく女ったらしで、どうしようもなく腹黒いやつで、だけど最後は本当の悪いやつにコテンパンにされるってストーリーね。

 

 

って話をしたら、

 

 

本当にわるいやつらこそ、普通の顔して普通に歩いているからね。

で、最後に僕が成敗を受ける相手は、Nozomiなんでしょ?

 

 

と言いながら、Bが笑う。

 

 

 

 

 

 

私の結婚生活が、もはやパロディみたいなものだから、Bとの関係もそんな小説みたいなことがあっても、全部受け入れられそうな気がするな。。



なんなら私は、Bの才能を利用し、いいとこ全部持っていってしまう狡猾な女に、なれるものならなってみたい。