こちらの続きです↓
というわけで、既婚者マッチングアプリでの
記念すべき初顔合わせは、
会員制倶楽部の六本木ヒルズクラブにて
自称 我こそ正真正銘のドンファン
こと、フィクサーさん。
私は恋愛対象としてなら、
年齢は同世代( 自分より3歳下~5歳上くらい )、
生活レベルが似ている方が話しやすいので、
年収が夫と同じくらいの方がターゲットですが
フィクサーさんは年齢はそれより上。
年収は、遥か宇宙の彼方レベルに上の方でした![]()
男性なら色んな伝手を頼ってでも
こういう人に会って頂くチャンスを
作りたいと思う人が山ほどいらっしゃるだろうに、
自分は女性というだけで、
アプリに登録しただけで簡単に繋がれてしまうなんて
本当にすごいことですよね。。
そんなフィクサーさん。
待ち合わせにあたり、
一体どこから出現してきたのか
全然分かりませんでした。。。![]()
忍者屋敷みたいに、
どこかに隠し扉でもあったのでしょうか??
こういう人の生態なんて、
平々凡々な主婦には全くもって無縁ですから
足音も気配も感じない登場シーンですら、
とても感動してしまいました。
ですが、
そうやってお会いした瞬間に感じたことは
フィクサーさん、
確実に年齢詐称していますね...
ってことです![]()
![]()
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プロフィールには私より6歳上の年齢が記載されてましたが
どー見ても、じーさんでした![]()
10歳サバを読んで、16歳は年上??
いや、もっと上なんじゃ...?
言いませんでしたし、
とてもじゃないけど、聞けませんでしたけどね。。
それにね、
経済力も権力も持ち合わせた本物のドンなら、
年齢が私よりたった6歳上なんて、
普通に考えてあり得ないわけです。
加えて、そんなお方が
マッチングアプリに自分で登録し、
自らのプロフィールを考えたり、
素人女性のプロフィールを一つ一つ見て回り、
イイネをぽちぽち押していくとか、
ちまちまメッセージを交わしたり
待ち合わせの調整をするなんて、
そんな面倒くさくて、
それなりの時間を掛けなくちゃならないことを
自分でするほど暇な筈がないんです![]()
要は、影武者がいる!![]()
フィクサーさんと対面し、
彼の言動を観察し、15分も会話をしてみたら、
自然とよくよく、そんなことが分かりました。
フィクサーさんは快活にとても良く喋る方で
彼自身のことも色々お伺いし、
それが全て事実だとすれば、
それはあまりに特徴的すぎて、
分かる人にはすぐ分かってしまいます。
それらをここに記載するのは
重大なマナー違反だと思うので、
( ブログ界隈から私、抹殺されると思う... )
詳しいことは書けませんが...
つまりこの人、
自分でほとんどアプリは触ってない!
アプリへの登録から顔合わせの段取りまで、
全部恋愛コンサルなんだか
自分の私生活周りの面倒事を
全部任せてる誰か( 秘書とか、特命担当とか? )に
代行させているに違いない...
そういう側近的存在が、
自分の身分証を使ってアプリ登録し
( その人の年齢が、たぶん私の6歳上なのかと )
私との接触を図り、
「 こんな素人女性とアポが取れそうですが、
いかが致しましょう? 」
との報告をし、
「 うんうん、いいね。じゃぁ進めといて。 」
とフィクサーさんからのGO指令を受け、
この会員制倶楽部の個室予約もして
彼をここまで運んできたに違いない 笑
だから、
プロフィール的なものは全て事実だったとしても
メッセージのやりとりで受けた印象と
実際会った時の印象の落差がものすごかったです。。。
だってですよ?
若い頃から銀座のクラブの美女たちを何人も愛人にし、
お店を持たせてあげてきたと言う
( 裏の権力がないと借りれないような銀座一等地にね )
フィクサー氏が、
平々凡々な私の顔写真と、
その私が思いついたままに書いたメッセージを読んで
お美しく清楚な雰囲気で、感激致しました。
また、貴女のような素晴らしいお考えの女性は
年齢を重ねるごとに、ますます輝かれていく方だと
確信しております。
つきましては、是非ともお会いする機会を頂戴したく...
な~んて、
メッセージを返してくるわけねーんだわ 笑 ←言い方![]()
私、結婚してから一回も
マニュキアを塗ったこともなく、
付けマツゲもしたことがなく、
美女でも美魔女でもない、
気配を消して生きることを好む女
ですからね。。
そんな訳で、フィクサーさんは私の中で速攻
婚外枠外認定となったわけですが
彼いわく、人生後半になって
素人女性との間で、
純粋に愛を与え合うセックスをしたい
と痛切に感じるようになったとのこと。
だからまさに、超平々凡々な素人女性の私に
白羽の矢を立てたとの説明でした。
それで単刀直入に、
次回はそういう関係に進みませんか?
と聞かれた訳ですが、
当然に私の考えはノー。
なるべく失礼のないよう、丁寧に言葉選びしつつも
自分の考えをハッキリお伝えした訳ですが
そうしたら、
この機会は貴女にとってチャンスなんですよ?
こういうチャンスをきちんとモノに出来る
女性にならなくちゃならない。
それを貴女は全然分かっていない。
女には賞味期限があるんです。
その賞味期限内で、ちゃんと「 得 」を掴みなさい。
そのことに気付いた時には、
貴女の賞味期限は切れていますよ。
それまであっという間です。
と、
半ば説教近い、説得の言葉
が返ってきまして。。。
エルメスのバッグがどーのこーのという話も出て来て、
(一回このじ~さんフィクサーさんと寝たら、お金があるだけでは買えない
エルメスの特注バッグだって、手に入るよってこと??)
それはフィクサーさんの望む
" 純粋な愛の与え合い "なんかではなく
女性をモノやお金で釣ってるだけじゃないかと
内心思いながら、
ああ、このフィクサーさんとは
あまりにも生きている世界と価値観が違い過ぎる。
自分の価値観を説明したところで、
彼を不快にさせてしまうだけだから、
もう何も言わないでおこう。
こういう男性は、
銀座に一生を捧げるプロの女性や
後ろ楯を必要とする芸能関係の女性たちにしか、
もはや手に負えない体質になっている。。
フィクサーさんは、この世にはお金で手に入らないものも
ちゃんとあることなんて分かりようがないし、
言ったら負け犬の遠吠えと思われるだけだ。。。
でもね、
私が何の損得感情を持たない素人女性だからこそ、
フィクサーさんに迎合したり媚を売ることなく、
自分の意見をハッキリ伝えられることこそ、
平凡をこよなく愛する私の強さなんです!![]()
そんな観念意識とちっこいプライドが頭の中を巡り、
その後は、それでもこのような方が
私1人に会うため2時間近い時間を
割いてくれていることに感謝し、
なんでも好きなものを頼みなさい
というお言葉に甘え、
季節のフグ会席コースを
ちゃっかりご馳走になってきました![]()
ただ、会席コースだったので
全て食べ終えるまでに時間が掛かるため、
フィクサーさんのこの後の予定に配慮し、
食事(コース最後のご飯とお味噌汁)と
デザートは結構ですので、
もう出ましょう
とお伝えしたところ、
私はもう行くけど、
貴女はゆっくり食べて行きなさい
と。
そういう
優しさという名の捨て台詞で斬り捨てられ、
1人ポツンと個室に残された私は、
最後のデザートまで美味しく頂き、
人生経験記念のお写真まで、
ちゃっかり撮影してきましたとさ!あは。
フィクサーさんを目の前に、パシャパシャ写真を撮る勇気はなかったからね...
今回のお顔合わせで、よくよく分かったこと。
自分の婚外恋愛で、お相手に求める経済力はそこまで重要じゃない。
( 自分の生活レベルを左右する、結婚相手じゃないから )
婚外恋愛でも、価値観の一致はすごく重要。
婚外恋愛対象じゃないとしても、
お会いして得られるものも沢山あったので、
( フィクサーさんのご尊顔を拝み、その実態に触れ、
そういう人物の言動や話し方、表情を観察出来ただけ
ものすごい人生勉強 )
この活動自体は、
やっぱり今後も緩~く楽しんでいこう![]()
以上!

