2月のマレーシア旅行、最後はクアラルンプールに1泊。

フォーポインツ バイ シェラトン チャイナタウンの18階角部屋、2面の窓からの眺めは、広々していて実に気持ちいい。

 
 
部屋から見た、アジア1の高さを誇るムルデカ118の昼・夜・朝。
 
 

マレーシアは夜明けが日本より遅く、7時でも薄暗い。でも7時だから、人は動き出している。高速道路なのかな、すでに渋滞が始まっている。

 

2日目は、12時にホテルをチェックアウト、夜に空港に行き、日付変わった深夜00:10発のフライトで帰国というスケジュール。まずは朝ごはん。

 

 
ホテルからチャイナタウンは徒歩2~3分。ここに朝だけ出現する老舗のお粥屋さん、「漢記」へ。
 

 

呼び込みの人が「Pork!  fish!  flog!……」とメニューを連呼しているのだが、フロッグ?! 聞き間違いかと思ったら、本当にカエルのお粥があった。ピータン粥にした。美味しい!!! 毎朝でも食べたい。10リンギット(約330円)。大満足だ。

 

 

 

通りに並ぶ屋台や食堂のお料理は、朝から重たそうなのばかり。場所によってはインド料理でもビュッフェ形式(というのかな)のお店もあった。マレーシアの定番スタイルのようです。

 

 

その後は、ホテル1階のこじゃれたカフェでアイスラテを買い(お粥より高い15リンギット+税)、12時のチェックアウトまで部屋でひたすらくつろいでいた。

 

長い午後、暑いのであまり歩き回りたくもなく、観光にも飽きたので、巨大なショッピングモールをはしごして涼しく時間をつぶそう。と思って最大の繁華街ブキッ・ビンタンへ。しかしモールはまったく楽しめず、すぐ諦めた。お昼を食べに、マレー系住民が多く住むというカンポン・バルへ向かった。

 

 

うまく撮れなかったけど、道の両側にオープンな食堂が並ぶ。駅のすぐ近くで、いかにも下町の食堂といった風情。これはいい。たいていがビュッフェ式で、おかずは似たり寄ったり。ひととおりの店を下見して、一番よさげな店を選んで入った。

 

 

 
「これは辛くない? 大丈夫?」と聞きながら選んだのは、バスマティライス(玉ねぎとにんにく入り)、焼き魚、チンゲン菜と鶏肉の炒め物、の組み合わせ。しめて13リンギット(約450円)。見た目はしょぼく撮れちゃいましたが、すごく美味しかった。職場の近くにこの店欲しい。毎日食べたい。幸せだ。
ランチタイムを過ぎたからか、一斉にお客さんが帰った後の静かな店内です。
 

 

食後は近くのおやつ屋台で揚げバナナを1リンギット分。ほくほくで美味しい。すごいカロリーと思う。

写真真ん中が揚げバナナ、手前がジャガイモ、奥のは聞き取れなかった。

 

大満足だ。もう思い残すことはない。

 


カンポン・バルは、ビジネス街のKLCC(クアラルンプール・シティ・センター)に隣接。平屋建てにトタン屋根のローカルな建物のすぐ近くまで、高層ビルが迫る。

 

 

チャイナタウンに戻ってセントラル・マーケットでお土産を見繕ったり、ホテル近くのカフェで涼んだりして、それからだいぶ早いけど、ホテルで荷物を受け取って空港に向かった。

 

 

帰りもバティックエア(座席のモニターはお飾りだ)。LCCの宿命として、座席は広くないし、たいしてリクライニングもきかないので、深夜便は体力的にはきつかった。それをのぞけば、機内は清潔で、CAさんは感じがよく、今回は遅延もなかったし、よいフライトでした。

 

帰国してすぐインフルエンザに感染、治った直後に膀胱炎と、1週間ほどバテてました。でも滞在中は元気ですごせた。ごはんも美味しく、マレーシア、また行きたいです。これで2025年マレーシア旅行の記録はおしまい。