6月末に初ライブを開催してから、はじめてのレッスン。

あれから早くも17日が経った。ライブ後、「あたしの歌はこの程度。続けて何になるんだろう……」「あたしは何が歌いたかったのだろう……」と、わかりやすく放心状態だった。
7月はレッスン休もうかなとも思ったが、そのままずるずる遠ざかってしまう気もしたので、とにもかくにも、行ってみることに。


by ChatGPT

 


レッスンは、わりと調子がよかった。発表会でもライブでも、本番はさんざんな結果だけど、その後に歌ってみると、確実に一段上がったと感じられる。
だから毎回、本番でがっかりして「もうやめよっか」と思いながら、次のレッスンでわずかに成長を実感して、「もう少しがんばってみよっか」となる。その繰り返し。

今回のレッスンは、新曲ではなく、知ってる曲をいろいろ、さらっと歌ってみた。
先生も、大きなステージの直後のレッスンは、オーソドックスな曲をさらって平常心を取り戻していたそうだ。

そんなわけで、30年ぶりくらいに「カロ・ミオ・ベン」とか「ニーナ」なんて、古典中の古典歌曲を歌ってみた。どちらも、声楽を始めた人がまず習うイタリアの古典歌曲。ステージで歌うには、シンプルなだけにかえって難しくもある。

これが結構楽しかった。
やっぱり、ただ歌えてるだけで幸せかも……。