アーユルヴェーダの講座の録画をちょこちょこと聴き直しています。
一度に記憶できること、心にとどまることは実に限られているとしみじみ思う。

今日は食事の回を聴き直していて、心に残ったのは、

「食事は、自分の体の中にいる火の神様(アグニ)への捧げもの」、という話。

アーユルヴェーダでは消化力のことを「アグニ」と言い、「すべての病気は弱いアグニからくる」というほど重視しています。
「アグニ」はインドで火の神様。人体では消化を司る。わたしたちの体には、神様がいるのです。

自分のための食事は適当になってしまうという人は、毎回の食事を神様への捧げものと思いましょう、と。

 

何をどう食べるかが大事なのと同時に、自分の消化力に応じた量をいただくことも超大事。
そんなことわかってるけど、忙しいし面倒だしアレだしコレだし、難しいのよってのが現実なんですが、そんなときに、「神様に捧げてるんだ」ということを思い出してみるのです。


食事が体を作っているのはもちろん、精神に及ぼす影響も大きく、自分の精神のありようは他者にも影響します。
日々の食事は、自分と、神様と、世界に捧げてるんですね。

 



さて、暑くなってスパイスカレーがおいしい季節。

ついつい集めちゃったスパイスたちをありったけ混ぜると、分量が適当でもそれなりに(自分には充分に)おいしくなります。粉砕してないスパイスは、最初に油でじっくり炒めると香り高くなって、本格的な気分にひたれる。

煮込みも不要だし、ココナツミルクを使えば玉ねぎはさっと炒めるだけでいい(甘みを引き出す必要がない)ので、さらに時短。
野菜はスープにたくさん入れて、そっちで摂ってます。

 

アグニ様は満足くださったか? 胃腸と肌の調子で返事がわかります。