埼玉県の飯能駅からバスで50分、名栗というところにお友だちと行ってきました。
飯能駅からバスに乗ると、数分で左右を山に囲まれた入間川沿いの一本道に入ります。視界に緑が広がると、脳がすーっと穏やかになっていく。もうこの時点で「来てよかった」感。
大小の集落の間をひた走り、時々バーベキュー場があったり、洒落たカフェやレストランが建っていたり。30分ほどすると一大観光地、名栗湖も現れます。トレッキングやカヌー、温泉も楽しめるらしい。
なのですが今回目指したのは、さらにその先にある、「名栗の杜」というギャラリー兼カフェ。
造形作家の吉川敏夫さんという方がオーナーで、2007年にオープンしたそうです。
森河原というバス停で下車すると、集落はあるのだけど、360度ぐるりが山。鳥の鳴き声に包まれて心がほぐれまくりです。
そこから細い横道を少しだけ登ると現れた、「名栗の杜」。
ちょうどお店から出てきた店員さん(オーナーのお嬢さんとのこと)に、この道の先になにがあるか聞くと、もう何もなかった。くねった山道をどこまでもひたすら歩き続ければ、いつか秩父方面の町が現れる。そんな場所にあるお店です。
お店の裏手には小川が流れていて、先にそこを少し探索。水の音に浄化される。
それからギャラリー見学。アートの展示や、手作りの工芸品、アクセサリーなど、結構たくさん並んでました。
お楽しみのごはん。ハンバーグをいただきました。見た目はシンプルだけど、すごくおいしかった。お店の方の手作りだそう。お味もボリュームも大満足でした。
ケーキセットもいただいた。コーヒーもおいしかった。
観光なんてわざわざしなくても、ここにいるだけで充分な満足。そんな場所で友だちと語り合うのは、とっても素敵な時間でした。
バスの本数が限られてるので、食後はまっすぐ飯能駅へ。腹ごなしに飯能駅周辺をまたお散歩しました。河原はバーベキューやキャンプのお客さんでいっぱいでしたね。博物館にも入って、飯能の歴史を知ってまた楽しむ。
帰りの電車でもおしゃべり止まらず笑
浄化されてエネルギーチャージもできた1日となりました。
■名栗の杜のホームページ