声楽のレッスン、今日は調子がいまいちだった。
先週はやけに調子がよく、課題がいろいろとクリアできた。このままいけるかな、と思ったのが、今日は全然ダメ。

家を出た時から、なんだか体が重かった。喉もつまった感じ。レッスンもすぐ疲れてしまった。


どんな体調のときでも歌手は舞台に立つのだから、わたしもがんばらないと……と思っていたのだけど、ドイツで活動しているオペラ歌手の車田和寿さんのYouTubeで、ドイツでは歌手は体調がよくなければすぐ休むことを知りました。


病欠制度があって、風邪など病気のときは有休を使わなくても休めるそうだ。

風邪だと、熱が出てなくても喉に炎症起こしてたり、起こしやすくなっていて、歌ったりしたら傷めてしまう。喉を傷めたら長引くし、歌ったところでよいパフォーマンスにならない。

どんな体調管理をしている人でも、罹る時は罹る。

かのパヴァロッティは、シカゴオペラで予定した41回の公演中26回キャンセルしたとか。
超有名だから我がまま、なのではなくて、超期待されてるがゆえに、100%でない状態の声を聴かせるわけにいかない、ということのようだ。

ともかく喉を休めて、たくさん寝るのがいちばん。
調子が悪くなるのがすべて自己責任じゃない。人間だから、なのだ。