自分から行ってみたいと思うところじゃないところに出かけるのも、新しい発見があっていいものです。ということで、お誘いいただいて駒込の六義園に行きました。

江戸の二大庭園のひとつに数えられた六義園は、明治時代には岩崎彌太郎(三菱創設者)の所有となり、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになった、そう。



(外国人の団体客がいた以外は空いていた)

 

ちょうど一眼レフのカメラを押し入れから引っ張り出したところなので、数年ぶりにかついで行った。重い。。。けど懐かしい感覚。

 

つつじが見ごろかと思ったら、ばっちり終わってました。藤の花も枯れていた。見ごろをつかむのは難しいですね。新緑を楽しみました。


(江戸太神楽を見ることができました。楽しかった!)

 

庭園はきれいで、のんびりするにはいいですが、写真を撮りたいという気持ちの湧かない場所のひとつです。

今回はおしゃべりがメインだし、特に執着もないので、撮影はつけたし程度。

六義園は、10年前に写真教室に通ってたときに撮影実習で訪れました。教室ではたまに、興味のない場所や対象を撮影する実習や宿題があって、ここもそのひとつ。

 


(10年前の、秋の六義園。モニターによっては黒くつぶれて見えるかも)

 

でも毎回なんとか褒められたくて、一生懸命なにかを見つけようとがんばってた。すると突然、これまで見えてなかった光を発見することがある。
自分が好きなものだけを選んでいたら、見つけられなかった光。


(10年前の六義園。この白い建物は今もありました)


仕事でも同じですね。興味のない仕事を割り振られても、いったん集中してやってみると、知らなかった面白さを発見することがある。
はじめから好きなことしかやらないのは、もったいないと思う。

 

あの時の写真を見直すと、ド素人なりに一生懸命なにかを感じようとしてたなあと思う。そしていつも、がっかりして帰ってた笑

 

カメラ熱が復活するかどうかはわかりませんが、表現することとか、作ることとかの楽しさは復活しそうな予感です。