ワルシャワが東京なら、クラクフは京都にたとえられる。11世紀から16世紀にかけて、ポーランド王国の首都として栄えた古の都。戦火をくぐり抜けて残った街並みは、世界遺産に指定されています。

再建されたワルシャワの旧市街と比べると、やはり長い歴史が醸し出す空気がある。

 

 

中央広場は、『地球の歩き方』によると、中世からそのまま残っている広場としてはヨーロッパ最大、なのだそうだ。確かに壮大。観光客は多いが、広いせいでそれほど混んだ感じではない。

中央広場の中央にデーンと構えるのは、織物会館。1階はおみやげ物屋。

 

 
観光客を乗せた馬車がさまになる。
 
 
日曜だからが、マルシェが。中世はここでどんなものが売られていたのだろう。
 
 

聖ペテロ聖パウロ教会。音楽が聴こえてくる。

 

観光も楽しんではいるが、心はランチに飛んでいる。ここでもミルクバーを探し、外まで人が並ぶ「TOMASZA」へ。


先にレジで注文して席に着くスタイルだが、やっと自分の番になったのに、空席がない。
レジでそう言うと、店員さんが「わたしが見つけてあげるわ!」と店内を見渡し、狙いを定めてちゃちゃっと相席できるようにしてくれた。ありがとう。

 

 

コースメニューがあって選びやすい。奮発して1,200円くらいのコースをチョイス。スープは生姜が効いていてさっぱりし、プレートはカツレツと野菜でボリュームたっぷり。味も量もお値段も雰囲気も、大大大満足でありました。

 
旧市街の写真はこれくらい。
 
門を出てぶらぶらホテルに戻る途中に、現代の市場を発見。夕方はほとんど店じまいしていたので、写真は別日の朝に立ち寄った時のもの。
 

 

色とりどりの野菜に肉に果物、調理したお惣菜やパンやスイーツ、調味料、かと思えば衣類や金物屋も。

旧市街もいいけど、こういう日常を見るのがまた楽しい。