みんなに「ありがとう」
滞在最終日。午前中に最後の施術があって、夜の便で帰国します。
空港へは施設の車を頼んでいたので、途中でコロンボに立ち寄ってもらうことにしました。目的はショッピング。こんなに融通きかせてもらえるとは思いませんでした(もちろん有料)。
(最後にながめた朝焼け)
施術後すぐに出発するため、みんなに会えるのは朝食の席が最後。親しくなった滞在客の人たちや、レストランのスタッフともお別れのあいさつをしました。
(この場所で、この食事を、またいただきたい😢いつもたくさんのごちそうと笑顔で迎えてくれたスタッフの皆さん、ありがとうございました)
施術はほぼいつも通り。仕上げのハーバル・バスがかなりぬるくて震えました。前日の足湯の際に熱い熱いと騒いだからでしょうか? バス中はセラピストさんがいなくなるので、ひたすら耐える。これが最後の施術か笑
記念にドクターと。ドクターは毎晩レストランにも顔を出して、ひとりひとりに「調子はどう? 困ったことはない?」と聞いてくれて、とても安心できました。「今日は頭痛はどう?」「大丈夫、しっかり食べて!」短いけれど温かい声掛けがうれしかったです。ドクターは住み込みだそうです。
(わたしのスイートルームは左の建物の2階)
望みは叶うか? コロンボでショッピング
慌ただしくチェックアウトして、コロンボへ!
ドライバーさんは昨日と同じ人でした。
今日こそはと、「わたしには時間がない。だからどこにも寄らずに、少しでも早くコロンボの〇〇に行ってください。途中は観光も飲みものもお土産も何もナシ、コロンボに直行」と何度も念押し。
想像がつくかもしれませんが、これも叶いませんでした。
やっと街中に着き、新しい巨大なスーパーみたいなところをうろついてスリランカの食材を買い、併設のカフェコーナーでパイを食べて、もう諦めました。
(最後のスリランカごはんにして、唯一の外食は、スーパーのイートインでカレー味のチキンパイとチャイ。なかなかいける)
なにを言っても心が通じないうえに、そこまでして欲しいものがあるわけでもなく、街ブラするには暑すぎる時間なのです。少しは買い物もしましたね。「もういい。空港へ行ってください」。直行するかと思いきや、嬉々として市内案内を始めるドライバーさん(頼んでない)。相づちをうつ気力もない。
出国、オンライン税関申告、出会い、
空港入り口はすごい人だかり。なにやらみな、入場チケットらしきものを買って、入り口で見せています。買うか迷ったけれど、搭乗客が入場料を払う必要ないはずと思い、列を無視して入り口に直行。念のためスタッフにE-チケットを見せたら、すんなり通してくれました。見送りの人用のチケットでしょうか??
入るとすぐ、またすごい人だかり。チェックインカウンターのエリアに入る列のようです。一応並んでから近くの人に確認すると、「外国人用の入り口は向こうだよ」と教えてくれました。少し離れた方にもうひとつ入り口があり、そちらは大して並ばずすみました。
(部屋から撮ったシッダレパの庭。これはスコールの後かも)
帰りの便もやはり、オンラインチェックインも空港での自動チェックインもできませんでした。長蛇の列に並ぶしかない。スリランカ航空のチェックイン・カウンターは多いのですが、行先によって決まった窓口に並ぶ必要があるとのこと。でも電光掲示板に成田行の窓口案内がなかなか出ません。15分以上待ったところで不審に思ってスタッフを呼び止め、「Narita…」と言いかけるや彼女は吐き捨てるように、
「Any queue!」(どの列でも!)
と言って立ち去った。
一瞬呆然とした後、空いてる列をめがけて一目散。今度もなんとか、通路側を取れました。
(おまけ。このワンコは浜辺にいると必ずどこからともなく走ってきて、つきまとった。最終日の朝は興奮していて抱きついてきた。逃げた。が、やがてこのようにおとなしくなった)
弱かった空港のWi-Fiも、搭乗ゲートまで行くと接続がよくなり、ここでVisit Japanのサイトから税関申告を済ませました。最後に出てくるQRコードを到着時に空港でかざせば、一瞬で通過できます。ラクですよ。
帰りのフライトではお隣の席が日本在住のスリランカ人女性で、たくさんおしゃべり。この方はオンラインチェックインができたそう。やはり航空会社のサイトから直接購入した方がよさそうです。
スリランカについて知りたかったこともたくさん教えてもらい、楽しく会話できたおかげで、いい旅の締めくくりになりました。
無事に帰宅。
長い旅日記を読んでくださり、ありがとうございました!