先日のディオール展にはお気に入りの服を着て行ったのですが、展示を見ているうちに気づいてしまった。「違う、これじゃない!」

なにもディオールを着たくなったわけじゃないですよ。笑

どれもすてきなドレスやスーツばかりですが、現実に自分が着る服として考えても、「この色使い、好きなんだよなあ」とか、「これこれ、このシルエット」「こういう雰囲気を出したいのよね」なんてものがある。
でも、あれ? いま着てる服は、そういう「好き」のエッセンスが全然入ってない。

 

(左上は真ん中のピンクのコート、上右は黒のワンピース、左下は黄色のスーツとオレンジのドレス、右下は黄色のドレス、が、着ていく場所があれば着たい・・・)

どうやって選んだっけ、と思い返すと、気に入ったことには違いないのですが、決め手は、

これなら恥ずかしくないかな、
浮かないかな、
目立たないかな、
そして、
これなら買える値段だし、ということ。

ファッションが好きなのに、装いで表現することが好きなのに、人目を恐れて、出費が恐くて、無難さばかり考えていたのですね。装う喜びや楽しさを捨ててしまっていた。

納得いかないファッションになる理由には、どう装いたいかわからない、何が似合うかわからない、欲しい服が売ってない、買う金がない笑、などいろいろありますが、気持ちにフタをしていても、やっぱり納得いかなくて気持ちがわるい。

さて、、、だからってバンバン買い替えたりはできませんが、もっと自由に、素直になることにしましょう。