今朝もコーチングセッションをさせていただいて、その後ふと、ああ、だからコーチを続けているのか、と気がついたことがありました。

セッション後にクライアントさんが、
「かおりさんの質問は、やっぱり考えさせてくれますね!」
とほんのり興奮気味に話してくれました。

ご自身が大事なことに気づく、発見する質問があったようです。
わたしからすると、ご本人が口にしたことをつなげていったら自然に見つかる質問だったのですが、自分が口にしたことを本人は覚えてないとか、つながりに気づいてないことは、よくあります。



 

おそらく、ご本人の言葉にわたしなりの何かが加わった質問になっていたのかもしれません。
 

わたしはストレングスの上位5つに分析思考や着想があるので、伺ったお話を分析したり、そこから着想を得てなにかが閃いたりというのは、自然に起こることです。
 

以前はそこが暴走しがちで、相手が求めていない分析、好みじゃないアイデア、受け入れる準備のない言葉、を押し付けがちでした。
 

コーチングを学んだことで、ただの特徴だった分析や着想を、人の役に立つ道具、つまり強みに少しずつ整えていけてるのだと思います。



アーティストの友人がクライアントをしてくれた時も、以前はどれほどアイデアを伝えても採用率ゼロで、本人になんの変化も起こらなかったのが、セッション中は次々とアイデアが生まれて、どんどん変わっていくのを目にしました。

コーチングではその時間内がすべてではなくて、時間差で効果が表れることはよくあること。なのでコーチ側が成果や解決を焦らないのが重要なのは、言うまでもないのですが。


もうひとつ、短いながら、人と深いところでつながる時間というのは豊かなものです。
1年以上も継続している方もいれば、1回限りの方もいますし、誰とでもというわけではまだまだありませんが、セッションを通じれば、こういう豊かな時間を持てる。人と豊かな関係を作れる。


自分のストレングスには、コーチの上位資質でよく見られる成長促進や共感性が低いのですが、それは決して、人の役に立ちたい気持ちとか、自分に関わった人の喜びを一緒に喜ぶ気持ちが低い、ということではないんだなと気がつきました。
だから細々とでもコーチングのコーチを続けているのですね。

コーチングプレイスの塙代表からもらった言葉、「結果的に人の役に立っていればいいんです!」が、あらためてストンに腑に落ちた朝です。

 

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