期待のはるか先へ
コーチングプレイス主催の「フィードバック実践講座」、のふり返りイベントに参加しました。
実践講座自体は8月開催で、2人のコーチによる公開セッションを、国際コーチ連盟マスターコーチの森川里美さんと参加者のコーチたちがフィードバックしたもの。
森川コーチによるデモセッションつきの豪華版。
昨夜はこのうち森川コーチのデモセッションを、みんなで振り返りました。
森川コーチのセッションは圧巻で、たった15分とは信じられない濃密さ、到達点でした。
2人のコーチに対するフィードバックも、次元が違う。
クライアントを務めたコーチも、セッションに期待していたところには前半で到達していて、後半では想像してなかった境地に到達したとおっしゃっていました。
森川コーチってこんな方
感動すると飛躍する
ほかの方のセッションを見ることで勉強になることはたくさんありますが、それ以上に、コーチングってここまでできるんだ!と知ること、セッションに感動することの意味は大きいです。
過去に、衝撃的な感動を覚えたセッションのあと、しばらく自分のコーチングのエネルギーがだんぜん高まった経験が何度かあります。
クライアントさんの反応を見ても、いつもよりずっと手応えを感じた。
まあ興奮が続いてただけかもしれませんがね笑
これはなにも、スーパーコーチの質問をまねしたとか、同じことをやってみた、ということではないんです。
訓練はあくまで積み上げですが、「ここまで」という枠がはずれる、「あそこまで到達したい」という強い願いが生まれる、ことで、ぴょーんと飛躍しちゃうことってありますよね。イメトレのようなものかもしれません。
時間が経つとまた縮こまるので、定期的に感動を注入する必要が、まだまだあります。。
フィードバックも宝の山
ふり返りイベントでは、他の方のフィードバックにまた感動がありました。
森川コーチが、コーチング歴の浅い自分たちにはとても言えないようなフィードバックをクライアントにする場面が多々あったのですが、それに対してある方が、それを森川コーチの正直さだと評していました。
大事なことだと思えば、わからないことはわからない、違和感があればある、逃げずに言う正直さ、誠実さ。
クライアントがハッとしたのは、確かにそのおかげだったなあと思います。
それをまた別の方が、森川コーチはズバッと言うが、自分だったら同じことでも質問という形をとったり、クッション言葉を入れて伝える、それが自分の正直さ、というようなことをおっしゃっていて、そうだ、正直であることと、それをどう表現するかは別のことだもんな、とも思いました。
経験、貫録はもちろんのこと、性格も強みもそれぞれ全然違いますから。
良いコーチなんて言われなくていい
わたしが森川コーチの発言でとりわけ印象に残ったのは、
「良いコーチという評判を得ようとは思ってない。クライアントの反応は気にしない」
というコメントでした。
そう、つまりわたしは他人の評価を気にして縮こまり、迷走しがち。どんなコーチになりたいか、セッションに何を求めるのか、軸をもちたいものです。
ふり返りイベントでは、特定のコーチへの質疑応答だけでなく、いろんなコーチからの感想や意見も聞くことができて、とても有意義でした。
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