サラリーマンのための医学部再受験

サラリーマンのための医学部再受験

商社マンが国立医学部に合格するまでの記録です。

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どうも元商社マンドクターのクレアチンです!

 

東京大学の入試はセンター試験圧縮型試験なので、圧倒的な二次力があれば、センター7割台でも余裕で合格します。運よく足切りに引っかからなければ。

 

今回は東大入試を突破する方法ではありません。

東大大学院に行く方法でもありません。

医師として東京大学で働く方法です。

 

なんだよ釣り記事かよ。

東京大学で働く?そんなの簡単じゃん!と思った方。

そんな方は医師家系であったり、情報強者でしょう。

 

再受験生の学習指導をしていて、

「私立大学にしか入学できない自分のポテンシャルでは、東京大学で働くのは難しいんじゃないか」

と思っている受験生が一定数いることに気付きました。


なぜそう思うのか。

それは一般的な会社の就活と医師の就活は全く異なる事をしらないからです。

 

一流企業=一流大学=入るのが難しい

 

と勘違いをしているのです。

 

医師の就活は一般の就活とは違います。

一般的には難しいと思われている難関大学でも簡単に就職できる。

それが医師の就職事情なのです。

 

医学部の頂点に君臨する東京大学。新卒マーケットで言えば、ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティンググループといった会社でしょうか。これらの会社に入社するのは簡単ではありません。東大京大早慶、海外難関大学の学生とバチバチに勝負して内定を勝ち取る必要があります。

 

しかし、医師の場合、超一流大学で働くことは簡単です。挨拶に行って面接をしたあとに「入ります」と宣言するだけです。えっ?それだけ?とびっくりされた方も多いでしょう?しかし本当にそれだけなのです。(※試験を課しているところも一部ありますが、大学入試とは難易度が比べ物になりません)。就活のときに必要なSPI対策、自己分析、OB訪問、インターンなどは必要ありません。フェルミ推定や面接対策などで苦労した経験がある社会人からしたら狐につままれるくらい簡単です。

 

自分を過度にアピールする必要はありません。むしろ、大学の医師が飲み会をセッティングしてくださり、ご馳走して下さります。「うちに来てよ」と向こうからアピールされます。こちらは接待される側なのです。

 

なぜこのような仕組みなのか。

医学部になじみがない再受験生のために解説を。

 

総合職の場合、一般的には、会社で採用した後に営業部、財務部、総務部などの各部署に配属されます。

 

医師は卒後2年間の初期研修を経て、自分が専門とする診療科(内科、外科など)を決めます。この時の採用は病院が一括して採用するのではなく、小児科、精神科、皮膚科などの診療科が独自に採用します。会社で例えると、人事部は関与せずに営業部や財務部などが独自に採用するイメージです。

 

各診療科はとにかく人が欲しい。余程酷い人材でなければ、医局のメンバーを増やしたいのです。

 

医局とはヤクザの○○組みたいなものです。

教授をトップとし准教授、講師、助教、医員、事務員(たまに教授の愛人)が構成メンバーです。

各大学医局は構成員を増やしたいのです。構成員が増えれば、論文数の増加、関連病院の拡大による大規模臨床試験の実施、学会における地位向上(←笑)など勢力拡大できるのです。

 

まずは1秒でも速く医学部に入りましょう。

私立でも国立でもなんでもいいです。医師免許さえとれれば東大ドクターにもなれます。

 

ってことでうだうだ悩んでないで1秒でも早く勉強に取り掛かって下さい。医学部に受かれば就職で困ることはないです。

 

それでは!医学部再受験生に幸あれ!