こんにちは。
日本のサラリーマンをカラフルにする
気功師・小笠原正和です。
12月が近づき、
じわじわと寒さが身にしみるように
なってきましたね。
今朝のわんこ散歩で、
ついに手袋と帽子デビューしました!
ということで、
今回のテーマはこちら。
『皮膚を温めるとこころが温まる』
皮膚は、直接外部と触れている体の部分で
気温などの環境の変化をすばやく知覚し
脳に信号を送ります。
寒いときには、皮膚の血管は収縮して
体温の放出を抑えます。
同じように、
立毛筋を収縮させることによっても
体温の放出を防いでいます。
「鳥肌が立つ」という現象がそうです。
面白いことに、
皮膚で起こる血管と立毛筋の収縮という
二つの現象は、
心理作用とも密接に関連しているようなんです。
多くの動物では恐怖を感じると鳥肌が立ちます。
鳥肌が立つことで体を大きく見せたり、
危険があることを仲間に知らせる役割があります。
また恐怖で血管が収縮することは、
外敵に襲われたときに怪我による血液の流出を
最小限に抑える役割もあるそうです。
人間の場合、
皮膚にその名残が残っていて、
恐怖を感じると鳥肌が立つようです。
また恐怖だけでなく、
仲間はずれにされて孤独を感じた人は、
指や鼻や額の温度までも下がるそうです。
ストレスは体温を低下させ、
代謝や免疫機能までも弱めてしまいます。
よく「顔面蒼白になる」といいますが、
実際に体温が下がっているのです。
では、逆に皮膚を温めるとどうなるのか?

実は、皮膚を温めると、
人との心理的距離が近くなることや、
人を信頼しやすくなるということも
わかっているそうです。
うつ病などの感情障害の人は、
健常者よりも汗をあまりかかない
傾向があるそうです。
その結果体温の調節がうまくいかず、
深部体温が高くなってしまうといいます。
健康な人では、
夜寝る前に体温が急速に下がることで
よい眠りにつくことができます。
ところが、
うつ病の人はこの体温調節がうまくできず、
就寝時に体温が上昇したままであるため
眠りにつきにくく、
朝まで体温が高いままなのだそうです。
ドイツの研究者のカイユ・ハヌシュたちは、
うつ病の患者の皮膚を温めてよくなるか
という実験を行いました。
結果、皮膚温を上げることで、
脳は体温が上がったと思い、
深部体温を下げ、
うつ症状も下がっていきました。
深部体温を下げることが
うつを治すために効果があり、
その為には皮膚を温めるのがよい
ということらしいです。
手を握ったり、ハグしたりする行為も、
愛情表現であるだけでなく
直接肌に触れて温もりを伝え、
癒しを与える効果があるの
だと思います。
肌を通して温もりを伝える、
スキンシップが少なくなってきている
昨今だからこそ、
大切にしていきたいと思います。
また、肌を冷やす、
体を冷やすことは、
体だけでなく、
こころにも影響を与える、
万病の元ですので、
これからの季節は特に
体を冷やさないよう
気をつけましょう。