行ってきました。初日公開。
浅田次郎さんの原作ですね。
原作は読みました。
上下巻、なかなかの読み応え。
個性的なキャラが満載。
それにフランス太陽王ルイ14世の側室の子供の話
ネガとポジ。この話にはこれがついて回る。
太陽と言われたルイ14世は
深い深い闇(ネガ)を抱えていたから
闇をはねのける光(ポジ)を求めて王宮を豪華絢爛にし
自分を太陽王と名乗った。
そんなルイ14世の側室ディアナ(月の意味)の住む館
そこは現代はホテルになっている。
そのホテルに泊まる奇跡のツアー
ポジツアーは200万近く
ネガツアーは30万そこそこ
一つの部屋をダブルブッキング
昼はネガツアーの人が使い
夜はポジツアーの人が使う
それぞれのツアーの人には秘密に行われている。
そんなダブルブッキングツアーだから当然ドタバタします。
原作はゲラゲラ笑って読ませていただきました。
映画の感想
脚本家さん。お疲れ様でした。
個性的なキャラが多いからキャラ立ちさせると難しい話
北白川右京(水谷豊)が今回一手に引き受けた感じです。
他のキャラに深みがないからそれが消化不良だけど
右京さんがとにかく可愛かったので許します。
水谷豊さんがあんまり好きじゃなかったけど
この役の水谷さんは好きになりました。
短パンに色タイツという某作家を連想させるいでたちがチャーミング。
あと、ベルサイユ宮殿のシーンが映画で観られてよかったです。
死ぬまでに出かけたい場所。
「パンが無ければ、お菓子を食べればいいのに」とか
「今日は、ベルサイユは大変な人です事。」と言いながら歩きたい。(笑)
フランスに行った気になった映画でした。