「読んで伝わる文章とは(1)」 | クリエイトブックス

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誰でも小さい頃から読み書きを習っているので、メールやFacebook
またはブログなどを通じて書きたい事を自由に書いているでしょう。

これって実はすごい事なんです。日本は昔から識字率が高く、
江戸時代の寺子屋で学んだ人びとが、瓦版を普通に読んでいた
と知ると、他の国の人は驚いたりします。

もちろん明治以降に導入された学校教育制度が、日本の豊かさの
礎となった事は言う間でもありません。

では、みなさんは自分の想いの丈をどれだけ他人に伝える事が
できていると思いますか? 例えばこんな事はないでしょうか。

・ ちゃんとメールを送ったのに、理解されなかった
・ Facebookに投稿しても、いいね!されなかった
・ 仕事の文章を何度も手直しされて嫌になった…
・ マニュアルを作ったのにきちんと読まれなかった
・ せっかく本を書いたのに売れなかった…

自分ではきちんと書いたはずなのに、なぜか相手に伝わらない。
実はそんな経験を、誰もが一度は味わっていると思います。

ライティング・ワークショップでいつもお伝えしている事があります。
それは「相手の気持ちにどれだけ寄り添えるか、想像できるか」。

読む人、読んでくれる人の立場で読み直してみて、わかりやすいか
誤解されないか、文脈が乱れていないか、言葉遣いなどは正しいか

そういった事をひとつひとつクリアにしていかないと、なかなか
誤解されずに正しく伝わる、読んで喜ばれる文章にはなりません。

実は、プロとアマチュアの違いがここにあります。

プロは素晴らしい文章が書ける人だと思っている人が多いのですが、
実はそんなことはありません!
編集歴18年の僕は、本当にいろんなプロの文章を読んできましたが、
最初から完成度が高い人はごくごくわずか。

ではどうやってそこからプロの文章、つまりお金を払ってでも
読みたい文章にできるかというと、3つコツがあります。

1) 他人が書いた文章だと思って、何度も自分で見直す
2) 自分ではない誰かに読んでもらい指摘を受ける
3) 書いたあと寝かせて、後日改めて読み直す

よく真夜中に書いたラブレターを、翌朝に読み直すと
恥ずかしくて破り捨てた……なんて話を聞きませんか?
笑えない話ですよね……(泣

そもそも文章は、少し客観的な目で見ないとなかなか直せません。
だから3つのコツが役に立つ訳ですが、そんなに時間もない!
そうは言ってもコツがわからない!というのは誰にとっても同じ。

だからこそ、僕はワークショップを開催しているのです(続く)