短期留学とは言えやはり具体的な目標をもって留学には望みたい。


2週間必ずやりとげておきたいこと、それについて今日シャワーを浴びている間考えてみた。


自分は今情報文化学部の学生として勉強していて、特に「デザイン」という分野に関心をもっている。
デザインとはおおまかには何か理解不可能な概念を理解可能な形へと変える操作のこという。
本ブログを見る限りでは記事にデザイン性のかけらもないことがうかがえるであろうが、得意であれ不得意であれ自分は「デザイン」に対して強く興味をもっている。
今大学で履修をしている「情報デザイン」・「芸術と人間」という科目は受講していてかなり興味深い。
デザイン性の高いモノというのはただ単に使い勝手がよい、機能面で優れているというだけではポイント不足であり、モノ自体に美しさがなければならない。
利用しやすいだけではなく見た目にも工夫がこらされている、そこで初めて上手くデザインされているという言葉に値するようなモノが生まれるのである。

話は脱線したが、とにかく抽象的ではあるが自分の「デザイン」に対する考えをより発展させるべく今回の短期留学に臨みたい。

当然第一目標は「英語でコミュニケーションをとる」ということではあるが、コミュニケーションとはそもそもTopicがあって初めて成り立つものである。自分の中でその中心に「デザイン」というキーワードをおいておきたい。

では具体的にどんなことを実践すればよいのか。

素敵なアイデアがおもいついた!

題して「What's happen to you today?

1日授業がおわり、放課後に友達と遊んだりぶらぶら散歩した後、ホストファミリーのもとへ帰宅してまずはじめにきかれることは「How was today?」つまり今日なにがあったかということであろう。

(What's happen to you today?では「今日いったいなにがあったんだ?!」という風に本当にいつもと様子が違っていて心配をされているときなどに使われる表現ではあるが、自分はそれだけ留学生としての日々を積み重ねるごとに姿をみただけでいつもと違う様子、つまり成長を感じとってもらえるような毎日を送りたい、そう思っている。これはいわば自分なりの「デザイン」である。)

これに対する受け答えに少し工夫を凝らしてみようと考えた。

What's happen to you today?の手順
......夕食後から寝るまでの時間には必ずホストファミリーと過ごす時間があるはず......

①夕食の片付けがおわったら食事をしていた机を家族全員でとり囲んで各々に1枚ずつ白い紙を配る。
②そこにそれぞれその日にあった最も大きな出来事「Main Topic」を表現する図を白い紙に描く。
③そして互いの図を評価しあう。ただし、評価の指標は「いかにシンプルな図が描けているか」「しっかり他の人にその内容を伝えられているか」の2点とする。

このゲームのいいところはホストファミリーの1日の出来事を英語よりもシンプルに理解することができるし、何よりもみんなが楽しめるであろうそんな空間をつくることができるところである。

留学中にデザインしたものはすべてこの写メってこのブログにのせようとおもう。
ホストファミリーとの思い出をphotographyとは異なる特別な形で記憶にとどめておくことができる。
(当然ホストファミリーとのphotographyもとるけどね^^)

英語というのは世界で最も公共性の高い言語ではあるが、それ以上に多くの人にメッセージを伝えることのできる手段として存在しているのが「図」である。
この図を通してホストファミリーたちと意思疎通を図ることは英語でコミュニケーションをとることよりも高次なことなのではないだろうか。

2週間毎日この図によるコミュニケーションとそれでは伝え切れなかった部分を英語で表現することによって自分のコミュニケーション能力、世に言うコミュ力を高めて生きたい。
自分はこの短期留学にそんな野望をこめている。