深夜、連れとホロ酔いでラーメン屋に入り


注文を終えてぐったりしていると..


目の前頭上にどでかいゴ○ブリが出現した..!


体重を支えきれていないのか、おぼつかない足どり。


こ~りゃラーメンどころの話ではない..!


天使のように食卓に舞い降りてこうようものなら一大事である!!


否..さながら堕天使の愚行とも言うべきか...


まぁともあれ、すかさず店員のおばちゃんを呼び


テーブルをひっくり返してもよかったのだが


他の客もいる手前、店の体裁もあるだろうから俺なりに空気を読み


小声で「おばちゃん..あれ..」と指さしで教えてあげた。


すると店員のおばちゃんは天井に顔を向け


放った言葉が


「あらっ..キング!」


「はい、お水」


.....


.....


ん..??


いやいや...


「あらっ..キング!」


「はい、お水」


じゃねーんだよ!!



しかもゴキ○リの三人称が「キング」って


飼ってんのか??


ペットなのかよ!!??


あぜんとしている俺らに料理を運んできた..


「はい、ギョーザ」


.....


いや、「はいギョーザ」、でもない。


いつまでもとぼけ続けるババァにさすがに限界で


「いやそうじゃなくて、いま捕れないなら席移動させろよ!」


と言ってしまった


「はぁ...あっ..じゃあどーぞ..」


いや..えええぇ~!?


なにそのキョトン顔??


もはやかまっていられない


自分たちで勝手にいちばん奥の安全地帯に避難した。


ツレと、二度と来ねーな..で一致した




その直後...


キングが舞い降りてきたことは言うまでもない...