1月19日水曜日。晴れ。
電話が鳴り響く音。各々のたわいないおしゃべりの声。
ざわ。ざわ。
ざわ。ざわ。
いつもと変わらない光景・・・
そんな騒がしい中、席に着く。
今日も一日がんばるぞ。と心に刻む僕。
パシャ。パシャ。
いつもと違った音が聞こえる。
何だろう?
耳障りな音だ。
僕はその根源を探す。
そう思いながらも
パシャ。パシャ。
パシャ。パシャ。・・・
まだ鳴り響いている。
横を向いてみると・・・・
西岡が新しい携帯で自分を何度も何度も
写真を撮る練習をしていた。
はっきり言って目障りだ。
なかなかうまく撮れないと言ってニヤニヤしている。
10回くらいあーでもないこーでもないと言って
写真を撮る練習をしてる。
というか写真を撮る練習をする人を初めてみた。
気を取り直して・・・
そんな気分が悪くなってきている中、席に着く。
今日も一日がんばるぞ。と心に刻む僕。
ざわ。ざわ。
・・・・・・・・いいんだよ。
聞こうとしてなくても、前に座ってるなべのおしゃべりは嫌でも聞こえる。
・・・・・・・・・・・ろいんだよ。いいんだよ。わかるか。吉田!
ヒートアップしてだんだん声が大きくなる。
どんどん。話してる内容が聞こえる。
なにやらカタログを見ながらなべと吉田が熱弁している。
その会話がこれだ。
1.2.3・・・
『○○の時の女のこの顔が一番エロいんだよ。この顔がいいんだよ。わかるか。吉田!』
この会社はおかしい。
そう確信したいつもの朝だった。

