堂々完成!! 第1号物件の設計コンセプト』
この敷地は、車4台分の車庫をひと回り大きくした程度の広さで 東側に道路が面した小さな土地である。この為、クライアントの要望をすべて取り入れる事は不可能である。だからと言って妥協するつもりは無い。こだわる部分にポイントを絞り満足度の高い住宅とする事を目標とした。
代表的なキーワードは3つ。
「広いLDK」「2台分の駐車スペース」「黒壁の和モダン住宅」
今回の建物の最大の特徴はその平面の形状である。
四角い敷地の中に 漢字の凸の字を90°傾けた形をはめ込んだ平面計上とした。敷地の残った部分に車2台分の駐車スペースをなんとか確保。庭を造る余裕は無い。そこで 2階のこの凸の字の出っ張った部分に階段から繋がるホールを設置した。
このホールはLDKと一体となっており そしてバルコニーにも面している。
このバルコニーは家の庭となりホールは縁側となる。LDKと合わせこれら合計約30帖分のスペースとなる。
外壁のガルバリウム鋼板は黒色とし 東側正面から玄関へと続く1階部分には白い壁を塗り門柱代わりとした。
充分な広さでは無いがエントランスの延長上にウッドデッキ代りとなる濡れ縁を配置。そして木の面格子。
ベランダの手摺壁には古き良き時代を懐かしむ木の大和塀。これら外部に組み込んだパーツは和モダンの雰囲気を奏でている。
この小さい家に最大限の光を採り込み 風を通しそして家族の要望もかなえ
「住みやすいことは、大きい小さいではない。」
このひと言をいわせることができるか否かは、建築家の力量にかかっていのである。




