丁張り | Create3

丁張り

みなさん、丁張りと言う作業をご存じでしょうか?
基礎や擁壁を造る前に、杭や、ぬき材(幅10cm厚さ1.5cmくらいの板)を使って
位置や仕上がりの高さを決める大切な作業ですが、丁張りと聞くといつも
思い浮かぶ出来事があります。

設計事務所を独立して間もない頃、近所の大工さんの手伝いで、建築確認申請の仕事を
させてもらったのですが、その後まもなく電話がかかってきて、「今度、丁張りを
やるんだけど、手伝ってくれないかなあ?」という内容でした。
一瞬、え・・・なんで?僕が?と思ったのですが、それまで現場と言えば工事監理の
ときに行くぐらいで、作業の経験は無かったので、少し興味もあって思わず
「いいですよ!」と返事してしまいました。
数日後、一緒に現場へ行き、作業が始まったのですが
「吉田君、この杭持ってて!」と言われ、持っていると掛け矢(大きな木槌)で
ガンガン打ち込んでいくという作業が続き、終わる頃には手はしびれるは、ささくれは
刺さるはで結構大変でしたが、主要な行程を経験する、いい機会でした。

後日、その大工さんにあった際
「このあいだは変なこと手伝わせちゃって、悪かったね!」
「設計士さんにそんなことさせちゃダメだよ!って
友達の大工さんに怒られちゃったよ!」
「設計事務所の仕事って、正直あまり把握してなかったし
なんか暇そうだったから・・・」との事でした。

決して暇ではなかったのですが・・・
現場の人から見ると、昼間からじっとパソコンに向かっていると
暇そうに見えるのですかねぇ?・・・トホホ