工場でITが活かされているのは、「材料発注」と「入出庫管理」が精精。
「生産計画」は形としてIT化されていても、ほとんど全く使われていないのが実際のところです。
「生産指示」は、すべて現場リーダーのKKD(経験・勘・度胸)でなされているのです。
実際の生産指示がコンピュータでできない理由は、
生産現場ではイレギュラー(外乱)が常に発生しています。
・材料が入荷していない
・作業者の急な欠勤
・機械の突然の故障
・割込み注文
その都度データをインプットしていては、とても間に合わない。
現場リーダーの頭のコンピュータの方が早いのです。
しかし、現場リーダーも人間。能力に限りがあります。
KKDで処理できない部分については、「仕掛品」でリスク回避する。
イレギュラーが起こっても、納期遅れを発生させないためには、
仕掛品を持っておくしかないのです。
まさに仕掛品は「隠し預金」「埋蔵金」。
こういった事情を知らずに、
「整理整頓が悪い。通路がふさがっている。5Sを取り入れよう」
と叫んでも、何の効果を出すこともできないのです。
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