工場で機械のスイッチを入れるときに、誰かが機械の下で作業をしていないかを確認する。
この場合の「安全確認」は「ムダ」ではありません。
本当は、安全確認すら、不要にすればいいのですが、「安全第一」。
ムダと分かっていても、やるべき仕事になります。
部品を連続加工している時に、次工程の遅れ進みを確認して生産調整する。
この場合の「確認」は、間違いなく「ムダ」に入る作業です。
逆に後工程が、前工程の仕上がり具合を確認しながら、次の製造予定を立てる。
これも「ムダ」な作業です。
指示書どおりに作業すれば、決められた仕事ができる。
このような状態にもって行かないと、ムダが増えるばかりです。
そうはいっても、機械が故障することもあるし、ボルトが外れないために段取替えに手間取ることもある。
そのためのクッションとしての仕掛品は、どうしても必要です。
イレギュラーの事態に備えて、仕掛品は持っていなければならない。
そうでないと、作業者が手待ちになってしまうことがあります。
しかし、仕掛品の保有量は標準化しておかないと、仕掛品は際限なく増えることは間違いありません。
管理は、標準を決めて、標準を守らせること。
そんなに精度の高い標準でなくてもいいから、「時間当たり出来高(標準サイクルタイム)」「仕掛品の数量と置き場」は、最低限度数値化しておいて欲しいものです。