製造業はもっともっと強くなれる

製造業はもっともっと強くなれる

【売上拡大マーケティング】と【経営システム革新】
これこそが、企業業績拡大の二大キーワードです。
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ISO9001の更新審査を済ませた会社が増えています。


これまでの審査は、定められた文書類がきちんと作成さ

れていて、運用されているかにポイントが置かれていた

のですが、
経営効果が上がっているかどうかが重視される傾向にな

っています。


事実、2015年版では、品質マニュアルの作成も要求

されていません。

経営レベルでは、売上・収益が上がっているか、


工場では、生産性が継続的に向上しているか、


新製品開発が進んでいるか、


実質的なマネジメントシステムが構築され、運用され

、成果を出しているか、ということになります。

皆さんの会社では、部門目標がきちんと設定され、計画化

されていますか?


そしてその計画が実行され、成果が出ていますか?

日常業務に追われていては、現状維持でしかありません。


「現状維持、これすなわち退歩」

管理職の仕事は、半分は改善業務に充てていただきたいものです。

部下に企画を考えさせて、それを見て難癖を付ける上司。

 

ゼロから生み出すのは大変な苦労が要るのですが、あと

から批評するのはいともたやすい。

 

評論家上司は不要な存在です 。

 

PDCAのPは「Plan:計画」だが、

「目標を効率的に達成するためには、どのような行動を起

こすか」を十分練りに練るステップです。

 

「何を」「どんな方法で」やって、どんな「成果物(アウト

プット)」を作り上げるか。

具体的に書き出すことです。

 

「アウトプット」が書類の場合だったら、フォーマットまで

設計しておくことです。

 

Dでは、計画通りに行動するだけ。

 

「次はどうしよう」と考えるのは、Pが不完全だからです。

 

シナリオが雑だと、アドリブばかりの行動になってしまいます。

 

計画書が出来上がったら、実行に間を空けてはならない。


実行責任者を決めて、直ぐに行動を起こさせることです。

 

行動すれば机上では見えなかった情報が入ってくる。


その情報に基づいて行動計画を練り直す。

 

これを繰り返すことによって、マネジメントの制度が向上

していくのです。

顧問先の会社では、必ずマネジメントレビューに同席させていただく
ことにしています。

PDCAはマネジメントの基本であるにもかかわらず、言葉では理解
していても、行動面で生かし切れていないトップマネジメントの方が
実に多い。

何も行動しなくても、成果の出る場合もあります。

計画通りに行動した結果の成果なのか、偶然生まれた成果なのか、
その区別を明確に判断しないと、実行責任者の能力評価を見誤る
ことになってしまいます。

西谷:ISOの「品質目標」に、売上目標が掛かれていませんね。

 

社長:売上目標でしたら、経営計画書に書いています。

 

西谷:でも工場改善目標は「品質目標」に挙げられていますね。

   だったら、売上目標も工場改善目標も、経営計画書に統合されたらどうですか?

 

社長:そうすると、品質目標が無くなってしまいます。

 

西谷:経営計画書に経営指針が掛かれているのなら品質目標は無くても構いません。

   計画書が二本立てになっているほうが不自然です。

3年以内に改訂すればいいとのんびり構えていた会社も、ここにきてそろそろ慌て始めたようです。

 

事務的に、審査をパスするだけの改訂だったら、それほどむずかしいことはありません。

 

でもどうせなら、日常業務とISOが二重帳簿化している会社は、この際メスを入れるべきです。

 

ISOを取得した分、余分な仕事が増えた。と担当者が嘆いている会社がほとんど。

 

余分な仕事はどんどん除去していかないと。


それが改善ですからね。

 

「余生」とは「余りの人生」。


「余り」は小学生の時割り算で出てきた言葉。ふつう一桁です。
今時、60歳過ぎで定年を迎えて10年以内に亡くなるなんてことはあり得ない。

 

「簡易生命表(平成27年版)」によると、平均寿命は男女それぞれ80.79歳、87.05歳。
60歳のあわて者の男性は「オレの人生はあと20年」と考える人がいますが、
平均寿命とは実は0歳児の平均余命のこと。
60歳児(?)の平均余命は23.55歳。つまり83歳まで生きるのです。
83歳になったら平均余命は7.26歳。90歳まで生きることになります。
90歳の平均予定は4.38歳。

 

キリがないのでここまでにしますが、要するに自分が寿命と考えていた年齢になった時の平均寿命は、もっと先なのです。
(アキレスと亀みたいですね)
100歳まで生きると考えておいていいでしょう。

 

学校を出て社会人としてのスタートを切るのが20歳前後。
定年まで40年。
それからさらに40年の人生が残っているのです。

この40年を毎日ゲートボールで暮らしますか?


だったら定年時点を本番人生のスタートと考えて、充実した本番人生を生きるために、今からどんな準備をしておけばいいのか、真剣に考えて実行を始めないと、きっと後悔することは間違いありません。

「教えていただいた手順で経営目標を作ってみましたけど、どうもありきたりで面白みがないのです。他所にない、もっとユニークな目標を立てたいのですが、なかなか思いつかない」

 

それでいいのですよ。

 

誰でも脳内情報の範囲内でしかモノを考えることはできない。
ムリして遠大な目標を設定しても、それが心底達成したい心の叫びが出てくるワクワクする目標でなければ、行動に情熱を持つこともできませんし、達成もおぼつかない。

 

兎に角目の前の山を征服すれば、その次にある2番目の山が見えてくる。

 

現状では目の前の山の向こうにある2番目の山は見えないのです。