今期のJリーグ・ディビジョン1は鹿島アントラーズの優勝で幕を閉じた。
前回のサッカー関連の記事で優勝争いが面白くなりそうなことを長々と書いたが、優勝争いに関しては、おそらく多くの人が予想していた通りの結果になったのだと思う。上位3枠のACL出場チームも1位・鹿島アントラーズ、2位・川崎フロンターレ、3位・名古屋グランパスとなった。
前回、前々回のACLに出場している浦和レッズは次のACLの出場権を逃してしまったが、最終節も横浜・F・マリノスに1-6と大敗し、今シーズン浦和レッズにとっては苦い1年となった。シーズン中のフロントの対応(監督解任など)でこれほどまでにチームの歯車が狂ってしまう。今シーズンの浦和レッズの失敗は選手、監督が悪いのではなく組織をまとめる事が出来なかったフロントの対応。監督交代や選手の補強だけでなく、チームをまとめる事が出来るか。そのことに気付くことこそ来期の飛躍の鍵ではないかと思われる。日本のクラブで唯一あれだけのサポーターを集めることの出来るクラブだからこそ強くあるべきだし、常勝チームでなくてはいけないと思う。今後、どのような策を打ってくるのか注目したい。
さて、優勝以上に盛り上がってしまったのが、降格争い。
最終節勝ち点2差を付けられて降格圏内にいたジェフ千葉。対戦相手を見ても大方の予想はジェフ千葉が残るのは難しく、東京ヴェルディ、ジュビロ磐田あたりが入れ替え戦となるのではないかと思っていたはず。いざ試合が始まると後半20分くらいまではFC東京が2点リード。誰もがジェフ千葉の降格を確信したと思う。ただ、サッカーというものは最後の最後まで何が起こるかわからないということを、この試合を観て痛感した。後半29分、途中交代の新居が、ここもまた途中交代の谷澤からのパスで1点を返すと、その3分後その谷澤が追加点を決め同点。さらにその3分後、レイナウドのPKで逆転に成功し最後は谷澤がダメ押しのゴールでFC東京に4-2で勝利。わずか11分の間に4得点を決め逆転勝利してしまった。
東京ヴェルディ、ジュビロ磐田が共に敗れたため、ジェフ千葉は奇跡としか言いようがないほどの降格圏脱出劇をこの最終節で演じた。そのため降格は東京ヴェルディ。入れ替え戦はジュビロ磐田となった。
東京ヴェルディは、わずか1年でJ2へ降格となってしまい、昇格での喜びも一転、悔しい年となってしまった。ヴェルディもまた、フロントとの関係がうまくいっておらず、結局1年間歯車がかみ合わなかった結果降格となってしまい、浦和レッズ同様、今後のチームの対策に注目したい。
Jリーグ残りの試合は、入れ替え戦のジュビロ磐田×ベガルタ仙台
ジュビロにとっては非常に嫌な試合となると思うが、この戦いもまた例年通り熱い戦いとなると思われるので、注目です。