敷地調査って大切。
私と西岡さんが敷地調査を担当していますが、
齢60を超す老練な西岡氏でも、
調査し切れない土地も稀にあります。
それは目に見えない権利上のものや
法律的な事案、金融機関の承認。
それらを解決しつつ、
境界の確認。
地盤面の高さ、設計高さの検討。
近隣の状況。
ロケーション。
風向き。
匂い。
音。
日当たり。
時間と季節による日光の角度。
晴れの日と雨の日。
水捌け。
昼と夜。
そして、オーナー様との思い出。
土地を決定しようとする時には、
家づくりはリアリティを帯びてきます。
もっと早くから家づくりって始まっているのですが、
この辺りからお客様は現実味を感じられるようです。
憧れや想像が形になりそうな期待と
それと同じくらいの不安。
オーナー様の期待と不安を背負って立つ、
この敷地調査。
沢山のこの土地たちと会話はできなくとも、
土地を読む。
知識×経験値。
期待×不安。
勿論責任重大ですが、
それらを背負うって実は、
この仕事の魅力の一つなんです^_^