塾と学校 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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私、個人的に色んな塾に顔出して授業も行っている立場なのですが、

この時期になると、どの中学校エリアを見ても気になることがありまして。

 

昨年、アメンバー限定記事でしたがこんなことを書きました。

定期試験直前になると中学校の様子が見えてきます(過去記事です)

 

この時期になると、生徒の出来を忖度するのか、

・先生が過去問を配ってくれる

・詳細な試験情報(出る問題)を教えてくれる

という、まるで塾がやるようなサービスを学校が積極的にやってくれるので、

塾としては紙代も浮くし、非常にラク…

…いやいや、学校がこれで良いの??といった内容でした。

 

最近、どの中学校も、「塾化」していないか?と思うのです。

 

授業に関しても、「本質」の部分は触れずに、

いわゆる塾でやりそうな「ワザ」を、学校で普通に教えているそうです。

中1の空間図形の場合だと、

円柱の表面積は(r+h)×2πrとか、円錐の表面積は(R+r)×r

それしか教えないとか…??

(学校のノート見たら、あーそうなのかっていうーニヤニヤ

とりあえずこの数字にブチ込みなさい。そしたら答えが一致するから的なことを言われたとか言われていないとか…??

 

学校と塾の関係って、

「学校では本質を」

「塾は攻略法を」

っていうイメージが強いと、私自身思っていたのですが、

最近は何だか、逆になっているんじゃないかなあと思うのです。

「きちんと勉強したいから」という理由で、塾に通う人が増えてきているのです。

 

流れが、変わってきています。

 

 

 

別に学校の批判をしているわけではないですよ。

学校の生徒の学力差は半端ないですから、イチから時間かけてやっていたら、おそらく進度が保てないんでしょう。

土曜日学校休みのまま、勉強量は昔の水準に戻す…って現状、

どうやっても今の授業時間では追っつかないですからね。

 

それに中々塾で手薄になりやすい、古文漢文の基礎をやってくれる学校の先生もいますし、

計算特訓を居残りでさせてくれる学校の先生も知っています。

ですから、あまり気にし過ぎることのなきよう…メロンパン

 

ただ最近の入試問題は、本質を理解しないと解けない問題が増えているのです。

特に理科なんかは、公式しか覚えない生徒が多いもんだから、

ここ数年であれだけ平均点が下がっているわけで。

そこんところ、みんなが気にしてほしい問題だと思いますよもぐもぐ