今日、西野中の3年生は本日副教科の学年末テストです(もう終わったでしょうか)。
お疲れ様でした
中3はこの時期になると、学校の定期テストに向けた空気感が志望校によって変わります。
やる気の問題ではなく、受験や内申点についての意識のコトです
…ただ何というか、女子は男子よりも内申点を気にし過ぎです。
入試において、「男子の追い込み」ってよく聞かれると思いますが、
男子は女子に比べて内申点が低い
→内申点が低いので当日点勝負しかない
→副教科は「捨てて」、受験勉強に思いっきり集中
→後半一気に伸びる
…こんなシナリオが想像できます。
一方で、女子が終盤伸びないのは、「一生懸命」すぎるからだと思います
女子は男子に比べて内申点が高い
→裁量上位高校は内申点で差がつかないのに、内申点の逃げ切りを図るという作戦に出てしまう
→評定狙いに貴重な時間をかけすぎてしまう
→内申点の割りに学力が伸びない
こんなシナリオ、普通にあるあるではないでしょうか…
決して副教科を軽視しているわけではありません。それに一生懸命勉強することは否定しません。
でも正直、「内申点のために」必死に頑張っている生徒を見ていると、もう少し手を抜いても良いんじゃないか…って思うときはよくあります。
手稲新川ラインならBランク、稲雲ラインならCランクで合格率跳ね上がりますから、狙ってもイイと思いますが、裁量上位高校は上に書いた通り、内申点で差が付かないですからね
これは北海道の「内申点偏重型」のシステムが原因でしょう。
「マジメ」に取り組んでくれるのは良いことですが、
この「マジメ」さは、現在の大学受験のシステムにおいては、ものすごい不利になるこということは気付いておかなければいけません。
(北大の一般受験に評定は無関係です)