いつも、ありがとうございます。
神戸です。
先日3日間、
宝地図マスターコースの
オンラインバージョンを
開催していました。
ZOOMで遠隔地の方とつないで
講座をしていても、
エネルギーがすさまじく、
次元上昇の渦を
生み出していますね。
さて、その講座の中でも
お伝えしていることがあります。
それは、何を「やめる」ことが
必要なのか?ということ。
実際、努力していない人のほうが
少ないと思います。
多かれ少なかれ人は、
目標に向かって
突き進んでいますよね。
そんな中で、
夢が叶う人、叶わない人が
生まれていくのですが、
一体、何で区別されてしまうのか?
私はこの10年、
ずっと観察し続けてきました。
そこで発見したのが、
あることを「やめる」だけで、
するすると自己実現していく
ということです。
よろしければ今日も、
好きな飲み物を用意して、
リラックスしながら
読んでみてくださいね。
「もっと幸せになりたい」
「これからの人生を
もっと自分らしく生きたい」
そんな願いを抱きながらも、
どうしても心が晴れなかったり、
何か重たさを感じている方は
いませんか?
実は、その“重さ”の正体は、
頑張って「増やそう」と
してきたものよりも、
むしろ無意識に
「やめずに持ち続けているもの」の
中に潜んでいることが
少なくないのです。
私もかつては、
「もっと勉強しなきゃ」
「やりたいことを増やさなきゃ」
と、自分にいろいろな
“タスク”を課してばかりいました。
けれども、人生の転機になったのは、
「やめる」という選択を通して、
本当に大切なものだけを
大事にできるようになった時でした。
今日のテーマは
「幸せのためにやめること」。
がむしゃらに“頑張る”より、
そっと“手放す”ことで、
あなたの毎日が
どんなふうに変わるのか。
心理カウンセラーとしての経験と、
受講生のリアルな声を交えながら、
お伝えしていきます。
どうぞ肩の力を抜いて、
ご自身の心とゆっくり
向き合ってみてください。
1. 頑張りすぎて、心が「つまらなく」なる理由
「人生をもっと幸せにしたい」
そう願うのに、
なぜか“努力”や“がんばり”、
“タスク”ばかりが増えて、
逆に日常が
「つまらなく」なってしまう。
そんな経験、ありませんか?
・他人の目や評価が気になる
・毎日やることに追われて
自分のことを後回しにしている
・家事や仕事、子育て…
どれも中途半端な気がして
自己嫌悪に陥る
・年齢を重ねてふと、
「このままでいいのかな」と不安になる
・本当はもっと温かい関係が欲しいのに
気がつけば“がまん”ばかりしている
実はこの「満たされなさ」は、
“もっと何かを足そう”と努力しても
埋まるものではありません。
むしろ、“やめること”“手放すこと”で、
心の余白が生まれ、
幸せが自然と
流れ込んでくるのです。
心理学の視点でも、
人が「やめられない習慣」や
「執着」にしがみつくほど、
ストレスホルモンが高まり、
幸福感が下がりやすいことが
わかっています。
さらに、現代はSNSや情報過多の時代。
意識しないと、どんどん
不要なもの・思考・比較を
“溜め込む”方向に
流されてしまうのです。
そこで一度、
立ち止まってみませんか?
本当にあなたを幸せにしているものは、
何でしょうか?
逆に、もう「やめてもいいもの」は
何でしょうか?
ここからは、
「幸せになるために
やめてみる価値があること」
を、一緒に見つめていきましょう。
2. やめる勇気が“余白”と“幸せ”を運んでくる
「幸せのためにやめる」と
言っても、
「いきなり全部を
手放すのは怖い」
「何をやめればいいか
わからない」
という声もよく聞きます。
でも大丈夫。
やめる=何もかもを捨てる、
ということではありません。
ほんの小さな習慣や思い込み、
自分に厳しすぎる口ぐせ、
誰かと比べて落ち込む癖、
“こうでなければならない”
というルール……
それらを「少しだけ減らす」
ことから始めればいいのです。
「引き算の幸福論」とも
言われますが、
心の中の“空きスペース”が
増えるほど、
「感謝しやすくなる」
「新しい縁や可能性が
入りやすくなる」
「自分を許せるようになる」
「他人にもやさしくできる」
といった、たくさんのプラスが
自然にやってきます。
また、脳科学や心理学の研究でも、
「何かをやめる・減らす」ことで
脳内のストレス反応が落ち着き、
幸福感や創造性が
高まりやすいことが
わかっています。
「やめる」ことは、けっして
“あきらめ”や“失敗”ではなく、
むしろ本当に大切なものを
味わい尽くすための“余白”を
作る行為。
大きな断捨離でなくても
大丈夫。
ここからは、今日からすぐに
できる「やめることリスト」と、
幸せにつながる“やめ方”のコツを、
ステップごとにお伝えして
いきますね。
3. 今日から始める「やめること」5ステップ
ステップ1:
「比較する」ことを
やめてみる
SNSや周囲と自分を比べて、
「私なんて…」と
思う癖がついていませんか?
まずは、比べていることに
気づいた瞬間、
「いま比べちゃってるな」と
自分につぶやいてみてください。
心理学では「比較癖」は
自己肯定感を下げる
最大の要因と言われています。
比べてしまう自分も責めず、
「でも私にも、私だけの良さが
あるはず」と認め直すことから
始めましょう。
ステップ2:
「完璧を目指す」ことを
やめてみる
家事も仕事も子育ても、
「完璧にやろう」とすれば
するほど、心は疲れてしまいます。
たまには「今日は70点で合格!」と
自分を甘やかす日を作りましょう。
スタンフォード大学の研究でも、
柔軟な目標設定が
ストレス耐性を高め、
人生への満足度も
上がると報告されています。
ステップ3:
「受け身でいる」ことを
やめてみる
時間や気力がないときほど、
スマホやテレビを“なんとなく”
見てダラダラ過ごしてしまいがちです。
「今日は自分のために
5分だけ好きなことをしてみよう」と、
ほんの小さな能動的な選択を
するだけで、気持ちに変化が
生まれます。
ステップ4:
「自分を責める」ことを
やめてみる
失敗したとき、
うまくいかなかったとき、
「私なんて…」と
自分を責める癖が
ついていませんか?
そんなときは、
心の中でそっと、
「今日もよく頑張ったね」と
やさしい言葉を
自分にかけてあげましょう。
自己肯定感が上がると、
人間関係も不思議と
穏やかになっていきます。
ステップ5:
「未来を不安がる」ことを
やめてみる
将来のことを考えると、
つい「うまくいかなかったら
どうしよう」と
不安になってしまうこと、
ありますよね。
でも、不安の9割は
実際には起こらないと
言われています。
「今、ここ」に集中して、
今日できる小さなことに
目を向けてみましょう。
4. やめることは“弱さ”じゃない。自分を大事にする最強の方法
「やめる」と聞くと、
“投げ出すこと”や“逃げること”のように
思えて、罪悪感を
覚える方もいるかもしれません。
でも、本当はその逆です。
無理に“足す”よりも、
いらないものを“引く”勇気のほうが、
ずっと大人で成熟した選択なのです。
忙しさ、人間関係のストレス、
心のざわつき。
どれも一気に変える必要はありません。
「やめる」ことを
自分に許し、
小さな余白を
作ってあげる。
それができるようになるほど、
心に自然と温かさが戻り、
「なんだか最近ラクに
生きられるようになった」と
感じる瞬間が増えていきます。
「やめること」は、
あなたがあなたらしく、
本当に大切なものを
大切にできる“土台”です。
どうか自分を責めずに、
「今日は何をやめてあげようかな?」と、
やさしい問いかけを
習慣にしてみてくださいね。
5. よくあるご質問にお答えします
Q1.
「やめようと思っても、
つい頑張り続けてしまいます…」
A1.
まず、その頑張り屋さんな
自分をたくさん褒めてあげてください。
無理に全部をやめる
必要はありません。
今日は一つだけ、
「これは明日でもいいや」と
思えることを
後回しにしてみましょう。
「やめること」に少しずつ
慣れていくことで、
余裕や温かさが
少しずつ戻ってきます。
Q2.
「家事も仕事もやめられない
ことばかりで、
どうしたらいいのか
わかりません」
A2.
本当にお疲れさまです。
やめられないことが多いときは、
“やめる”のハードルを
下げてみてください。
たとえば、
「ご飯を一品減らす」
「10分だけ自分の時間をとる」
といった小さなことでOK。
大きな決断ではなく、
“やめること”の練習として、
気軽に取り組んでみてください。
Q3.
「やめたら何も残らない気がして
不安です…」
A3.
その気持ち、とてもよくわかります。
人生の折り返し地点に来ると、
手放すことが怖くなるのは
自然なことです。
でも、たくさん頑張ってきたからこそ、
これからは“余白”を楽しむ
時間が必要なのです。
“何も残らない”のではなく、
“あなたらしさ”だけが
残っていくのです。
新しいご縁や可能性も、
余白があるからこそ
生まれます。
心配せず、安心して
“小さなやめる”を
試してみてくださいね。
6. やさしい「やめる」が、幸せの入口になる
いかがでしたか?
「幸せになる」ために
必要なのは、
何かを“増やす”ことや
“新しくなる”ことだけでは
ありません。
ときには「やめる」
「手放す」ことが、
心を軽くし、
本当に必要な愛情や
豊かさが入ってくる
入口になるのです。
小さな「やめる」を
積み重ねることで、
人生は思った以上に
シンプルに、優しく、
楽しくなります。
「今日だけは、〇〇をやめてみよう」
そんな小さな決断を
自分にプレゼントしてみませんか?
完璧じゃなくていいのです。
できなくても大丈夫。
「それも私」と受け入れて、
やさしい“やめる”で
幸せの扉を開いていきましょう。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
あなたがこれから、もっと
軽やかで、やさしい毎日を
手に入れられるように、
心から応援しています。
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