いつもありがとうございます。

傾聴の学校の神戸です。

 

先日は傾聴の学校2nd卒業生と

葉山でBBQを行いました。

 

素直に、

めっちゃ楽しかったです!

 

交流イベントは今後も

開催していきたいと思っていますが、

 

「自分なんて…」という

自己否定の気持ちから、

 

なかなか参加できない方も

いらっしゃいます。

 

神戸としては、

もっとお会いしたいのに、

 

相思相愛のはずなのに、

遠慮して会えないのは、

 

ちょっとした“悲劇”

かもしれませんよね。

 

そこで今回は、

「わたしなんて…」から抜け出す、

 

やさしい思考術TOP3を

お届けします。

 

もっと自由に、

楽しく生きるヒントになりますように。

 

 

  1. 「わたしなんて…」と思ってしまう心のしくみ

 

ふとした瞬間、

こんな気持ちになりませんか?

 

「どうせ私なんて、

大したことないし…」

 

「また失敗した。

私には無理かも」

 

「周りの人が眩しく見える。

自分は何もできてない…」

 

この「わたしなんて」思考は、

まじめで頑張り屋さんほど

陥りやすい傾向にあります。

 

そして、

自分で自分を追い込んでしまうのです。

 

私の元に来られる相談者も、

「何をやっても中途半端」

「自己肯定感が低い」

と話されることが多いです。

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

 

  2. 「わたしなんて…」と思ってしまう心のメカニズム

 

「わたしなんて…」という気持ちは、

実は自然な防衛反応です。

 

脳にはもともと

「危険を回避するための思考回路」があり、

不安や不満に敏感になる仕組みが

備わっています。

 

心理学では「気分一致効果」といって、

落ち込んだ時ほどネガティブな考えが

浮かびやすくなるといわれています。

 

また、年齢を重ねるごとに

「仕事・家事・育児・介護」など、

役割が増えると、

 

「もっとちゃんとしなきゃ」と

自分を追い込んでしまいやすくなるのです。

 

 

  3. 脱・自己否定の3ステップ

 

以下の3つは、

自己否定から抜け出すための

“やさしい脳の使い方”です。

 

① 今の自分をまるごと受け入れる

 

② 比べる視点を「他人軸」から「自分軸」へ

 

③ 言葉の力で、脳内のセルフトークを変える

 

それぞれ、

心理学やカウンセリングの現場で

効果が確認されている

実践的な方法です。

 

① 今の自分をまるごと認める

 

まずは、「いまの自分」を

受け入れることから始めましょう。

 

「疲れてるな」と感じたら、

「疲れてるんだね」と

そのまま認めてあげてください。

 

失敗した日も

「よく頑張ったね」と

声をかけてあげてください。

 

これを「自己受容」や

「セルフ・コンパッション」と呼び、

 

ストレス軽減や

幸福度向上にも効果があります。

 

② 「比べる視点」を“他人軸”から“自分軸”に変える

 

他人と比べてしまうのは

自然なことです。

 

でも、そこで落ち込むのではなく、

「他人は他人」と認めた上で、

「私は私のペースで」と

視点を自分に戻してみましょう。

 

心理学の研究でも、

「過去の自分と比べて、できるようになったこと」

に目を向ける習慣がある人ほど、

自己肯定感や幸福感が

高まりやすいといわれています。

 

「昨日の自分」と比べて、

少しでも進歩したことがあればOK。

 

「去年より早く家事が終わった」

「子どもに優しくできた」

 

そんな小さな変化こそ、

自己肯定感の土台になります。

 

③ 言葉の力で心を整える

 

人は使う言葉に

心が引っ張られる生き物です。

 

「わたしなんて…」と繰り返すと

本当に自信を失っていきます。

 

逆に、

「ありがとう」「大丈夫」

「今日もよくやってるね」など、

 

やさしい言葉を

日常的に自分にかけてあげると、

自然と心が軽くなります。

 

心理学の研究でも、

前向きな言葉を意識的に使うことで、

気持ちが明るくなりやすいことが

わかっています。

 

お風呂の中で

「今日もおつかれさま」と言うだけでも、

脳はポジティブに反応してくれます。

 

 

  4.  3つの思考術を“優しい習慣”にしてみよう

 

大切なのは、「完璧を目指さないこと」。

 

どんなに前向きな言葉を覚えても、

どこかで「やっぱり私なんて…」

と落ち込む日がやってきます。

 

でも、そのたびに「だめだ」

と自分を責めるのではなく、

 

「今日もやってみよう」

「また明日からリスタートでいい」

と、やさしい気持ちで続けてみてください。

 

自己否定グセを直すことは、

筋トレと同じで“少しずつ”効果が

出てきます。

 

無理なく、気楽に、

「昨日より1ミリだけ自分を好きになれたら合格」

です。

 

「私は私の味方でいる」

 

そんな感覚が育つと、

人生は自然とラクになっていきますよ。

 

 

  5. ここで、よくいただく質問にお答えしておきますね。

 

1)他人と比べてしまい

ますます自分が嫌になります

 

→比べるのは自然なこと。

人は社会的な動物なので、

違いを意識するのは本能です。

 

大切なのは、比べた自分に

気づいたあとにかける

“やさしいひと言”。

 

「でも私は私の良さがある」

 

そう言ってあげてください。

 

いきなりやめようとせず、

気づいたら

「よし、また自分に戻ろう」

 

その繰り返しでOKです。

 

2)ポジティブな言葉が

心に響かないときは?

 

→それも自然な現象です。

 

落ち込んでいたり

疲れていたりすると、

言葉が“うわの空”になります。

 

そんなときは無理せず、

 

「今日は心が

ザワザワしてるな」と、

 

現状を認めるだけで十分です。

 

それができた自分を

まず褒めてあげてください。

 

元気になったら、

また言葉の力を

借りていきましょう。

 

3)忙しくて

自分に声をかける余裕がない

 

→それだけ頑張っている証拠。

 

そんなときは、

呼吸ひとつを意識するだけでも

心が落ち着きます。

 

たとえば、お皿を洗いながら、

「私、今もよくやってる」

 

そうつぶやくだけでも

セルフケアになります。

 

“忙しい毎日”のなかでも、

小さなやさしさを

積み重ねていきましょう。

 

 

  6. あなたはもっと、自分を好きになっていい

 

「わたしなんて…」という

自己否定グセは、

決してあなたの“本質”ではありません。

 

それは、これまでの人生で頑張ってきた

証拠でもあり、心を守ろうとする

優しい防衛本能です。

 

でも・・・

本当は、あなたは

「そのままでも十分すごい」存在。

 

・今の自分を受け入れる

・他人ではなく「昨日の自分」と比べる

・やさしい言葉で自分に語りかける

 

この3つの“やさしい思考術”で、

あなたの毎日は少しずつ、

でも確実に軽くなっていきます。

 

もし、また自己否定グセが顔を出してきたら、

「今日もよくやってるよ」と、

一言だけ自分に声をかけてみてくださいね。

 

どんな日も、自分が自分の

一番の味方でいること、

 

それが、人生をやさしく前向きに

進める最大のコツです。

 

あなたの“明日”が、もっとあたたかく、

前向きなものになりますように。

 

心から応援しています。

 

神戸より愛を込めて

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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