いつもありがとうございます、
神戸です。
今日も大好きなデロンギで
淹れたコーヒーを傍におきながら
執筆しています。
どうかあなたも、好きな飲み物を
傍らに置いて、少しリラックスして
読んでみてくださいね。
今回は「ズバ抜けるための
『思考術』3選」というテーマで
お伝えします。
「同じように頑張っているのに、
成果を出す人と出せない人が
いるのはなぜ?」
「もっとラクに生きたいのに、
気づけば毎日が息苦しい……」
そんな日常のモヤモヤは、
“思考術”を磨くことで
一気に変わるかもしれません。
わたしも、今回お伝えする
思考術にはたくさん
助けられてきました。
たとえば、家事や育児、
パートやフルタイムで
働く中で、ストレスを
抱え込みやすい方。
あるいは、年を重ねて
きたなかで人間関係の
縮小に寂しさを感じて
いる方——。
実は、すべての人に
共通して言えるのが
「思考パターンを変えるだけで、
周囲との関係や仕事、
人生そのものの感じ方が大きく
変わる」ということです。
どうでしょう、ここで
一気に「今までの自分」
を超え「新しい自分」
を生み出しませんか?
今回は「ズバ抜ける思考」
を手に入れるための
3つのポイントを、心理学
のエビデンスも交えながら
お話しします。
最後まで読んでいただけれ
ば、きっとあなたの毎日が
今よりずっと軽く、ワクワク
するものに変わっていくはず
です。
最後まで楽しんで
おつきあいくださいね。
1. どうして頭でわかっていても行動や結果につながらないのか?
いろんな自己啓発や
心理学のノウハウを
知っているのに、実際の
日常で活かせない……。
そんな経験はありませんか?
たとえば、こんな声を
よくいただきます。
「目標を立てても、
やる気が続かない」
「やりたいことを
後回しにしてしまって、
気づけば疲れ果てている」
「頭で理解しているのに、
なぜか結果に結びつかない」
この背景にあるのは、
多くの場合「思考習慣」
が大きな役割を果たして
いるからです。
長年の思考パターンは、
私たちの行動や反応に
大きな影響を与えることが
研究で示されています。
スタンフォード大学の研究
では、心の持ち方(マインドセット)
が健康や行動に影響を与えることが
報告されています。
また、神経科学の観点からも、
繰り返される思考や行動が
神経回路を強化し、
習慣化されることが
示唆されています。
つまり、どんなに優れた知識を
学んでも、日ごろから使っている
“思考のクセ”を変えない限り、
なかなか成果が出にくいのです。
2. 思考パターンを塗り替える3つの着眼点
結論から言えば、思考術を
磨くには「自分が無意識で
抱えている思考のクセ」を
書き換えて、より柔軟な目線を
得ることがポイントです。
日常の些細なことでも、
“ズバ抜けた発想”で楽しんでいる
人には共通点があります。
それは「視点を自在に
移動できる」こと。
「物事を一面だけでなく、
多角的に見る力がある」ことです。
そのために押さえておきたい
3つの着眼点がこちら。
1)ネガティブな結果の
“先”まで想像してみる
2)「自分の強み」を
あえて視覚化する
3)「他者の成功例」を
自分に持ち帰る
一見当たり前のことのように
思うかもしれませんが、
それを意識的に続けることで、
驚くほど思考が柔軟に、
そして深くなるのです。
3. 3つの思考術を実行に移す方法
ステップ1:
ネガティブな結果の
“先”をイメージする
私たちは何か行動を始める前に、
「でも失敗したらどうしよう……」
と考えがちですよね。
そこで終わってしまうと、
実は成長につながらないのです。
もしネガティブな結果を
想像したら、
その“先”をもう少し
考えてみてください。
「失敗してしまったその後、
どうやってリカバリーできるか」
「実はやってみたら、
そんなに大きなリスクは
ないんじゃないか」
と視野を広げるんです。
ハーバード大学医学部の研究では、
失敗からの回復には
自己への思いやり(セルフ・コンパッション)
が重要であるとされています。
自己批判を減らすことで、
行動への恐怖や不安が
軽減されることが示されています。
つまり、失敗を恐れるのではなく、
失敗後の自分をどう支えるかを
考えることで、
前向きな行動を取りやすくなるのです。
ステップ2:
自分の強みを紙に書き出す
周囲と比べてしまうときほど、
「私はダメだ」と思いがち。
でも実際には、
誰しも何かしら強みを
持っています。
それを紙に書き出して、
日常的に目にするだけで、
自分の思考パターンが
「できない→できるかも」
にシフトしやすくなるのです。
「人より美味しいお弁当が作れる」
「整理整頓は得意かも」
そんな些細なことでも構いません。
このステップを継続すると、
「自分の得意分野」に
フォーカスしやすくなり、
思考が自然と前向きに
展開していきます。
ステップ3:
他者の成功例を
自分に取り入れる
なりたい自分や憧れの存在が、
どんな思考回路をしているかを
観察してみましょう。
SNSや書籍、インタビュー動画などで、
その人物がどのように考え、
感じ、行動しているかを知るだけで、
自分の思考に少しずつ
影響を与えます。
たとえば憧れの先輩が
「失敗しても『おもしろいネタができた』
と思えるよ」と言っていたら、
あなたも
「そうか、失敗=ネタ作りなんだな」
と発想を転換することができます。
4. 思考術は“アタマの柔軟体操”
ここまでの流れを
やさしく確認すると、
思考術を身につけるのは
頭の柔軟体操みたいなものだと
分かります。
私たちは、
一度固定化された
思考パターンを
ずっと使い続けがちです。
でも、ストレッチをすれば
体が柔らかくなるように、
思考もほぐせばいくらでもラクに、
自由に伸びやかになります。
焦りは禁物です。
最初はいつものネガティブ思考に
飲まれることもあるでしょう。
でも、“エクササイズ”だと思って
取り組むうちに、
きっと変化が訪れます。
何度も繰り返し試すことが
いちばん大切です。
5. いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね。
Q1頭がカチカチで、
新しい考え方ができません。
どうしたらいいの?
A1.
大丈夫です。
思考も筋肉のように
柔軟性を鍛えられます。
一つのアイデアが浮かんだら、
あえて「それとは逆の意見も
あるかも?」と
想像してみましょう。
あるいは、家事をするときに
「いつもと別の手順」に
変えてみるだけでも、
思考はストレッチされやすいですよ。
慣れないことをして
戸惑うかもしれませんが、
それこそが
柔軟になるサインです。
Q2失敗の先まで考えると、
むしろ不安が増してしまいます…
A2.
不安が増すのは、
まだその先にある
“リカバリー策”を
イメージしきれていない
からかもしれません。
失敗後に「こうすれば
立て直せそう」「もし助けが
必要なら誰に協力を頼めるかな」など、
できるだけ具体的に
書いてみてください。
書くことで自分の頭の中が整理され、
漠然とした不安が
やわらぎやすくなります。
強みを書き出すとき、
Q3どうしても
「こんなの大したことない…」と
思ってしまって止まります
A3.
“些細なこと”が
むしろ鍵なんです。
たとえば
「洗濯物をシワなく仕上げられる」って、
家族にとっては嬉しい才能かも
しれません。
職場で活かせる
きめ細やかさに
つながるかもしれない。
誰かと比べる必要はありません。
“小さい得意”の積み重ねが、
大きな自信につながりますよ。
6. 思考が変わると日常が変わる
私たちが日々抱えている
問題の大半は、
実は思考術を
少し変えるだけで、
一気にラクになることが
多いものです。
以下の3つを
意識してみてください。
1)ネガティブな結果の先を
具体的にイメージする
2)小さくても自分の強みを
見つけて視覚化する
3)他者の成功例を
“自分事”として取り入れる
この3つを
組み合わせながら、
一歩ずつ
“ズバ抜けた発想”を
試してみてください。
きっと、あなたの
暮らしの見え方や、
周囲の人との関係までが
軽やかに動き始めるはずです。
今この瞬間が
新しいスタート
大丈夫。
どんなに忙しくても、
どんなに長く
同じやり方を
続けていても、
思考術をアップデートする
チャンスは
いつだってあります。
今この瞬間が、
そのための
スタートラインです。
ぜひ明日から——
できるところから、
まずはひとつでも
実行に移してみてくださいね。
あなたの人生が、
もっと面白く、
もっと自由になるように、
心から応援しています。
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