心が揺れ動かない人生なんて可能なのか?

いつもありがとうございます、神戸です。

今日はめずらしく家の書斎でお仕事です。

 

個人セッションも精力的に行いながら

隙間時間に「傾聴の学校2nd」アーカイブ

動画の編集です。

 

お気に入りのデロンギで

無印良品で買ったコーヒー豆でカフェオレと、

なかなかいい時間をすごしている気がします。

 

傾聴セッションを行っていると、

ポジティブな感動が巻き起こるのです。

 

基本的に私のセッションは

「過去を才能に変え」「未来を自在に生み出す」

ことを行っていきます。

 

映画も真っ青になるような感動劇が

そこにはあるのですよね。

 

ただし、さまざまな情報が流れ込んでくるので

「心」が意図せずマイナスに動いてしまうことも

あるのですよね。

 

そこで今日は、

 

 

  1.何事にも動じない『心』の作り方3選

 

というテーマでお話ししていきます。

 

好きなお飲み物でも用意して、

リラックスしながら読んでみてくださいね。

 

ふとしたときに、

「ちょっとしたことで落ち込んだり、

 

カッとなったりしてしまう私って、

どうしてこんなに心が弱いんだろう……」

と思うこと、ありませんか?

 

大切に思っていた人からの一言、

職場でのイレギュラーな対応、

家事や育児で積もるイライラ——。

 

人生にはさまざまな「揺さぶり」が

絶えずやってきます。

 

そうしたとき、スッと余裕を持って対処できるなら、

自分も周囲も穏やかでいられますよね。

 

「でも、わかっていても毎回心がブレる……」

「いつも感情が爆発した後で後悔してしまう……」

 

そんな悩みを抱える方は多いです。

 

実は “何事にも動じない心” を手に入れるのは、

根性や意思の強さだけでは難しいんですね。

 

むしろ “あなたの心” をいたわりながら、

優しくリセットする方法を身につけることが

近道なのです。

 

今回は、

 

 

  2.心が揺れにくくなるシンプルな3つのコツ

 

をご紹介します。

 

どれもいきなり難しいことはありません。

ほんの少しだけ日常を見直すだけで、

驚くほど感情が安定しやすくなるんです。

 

どうか気楽な気持ちで最後まで

お付き合いくださいね。

 

心が動じやすくなる原因って何?

 

私たちがつい不安や怒りに

飲み込まれてしまうのは、

意志が弱いからでも、

忍耐力が足りないからでもありません。

 

多くの場合、以下のような要因が

心の不安定さに関係しています。

 

1)慢性的なストレスや疲労

家事や育児、仕事に追われていると、

脳が“緊張モード”になりやすくなります。

 

その結果、自律神経が乱れ、

ちょっとした刺激でも

イライラや落ち込みが

強く出やすくなるのです。

 

2)自己否定感の強さ

「もっと完璧にやらないと」

「私なんてダメ」といった思いが強いと、

ちょっとした一言で

心が深く傷ついてしまいます。

 

3)過去のトラウマや傷

過去に受けた心の傷が癒えず、

それに似た状況に出くわすたびに、

強い感情が湧き起こってしまう。

 

こうした要因が重なると、

心はまるで風鈴のように、

わずかな風でも大きく揺れるようになります。

 

そしてそのたびに、

「もうダメだ」

「自分なんて」

「あの人のせいだ」

 

そんなふうに、

自分にも他人にも攻撃的になりがちです。

 

でも、脳科学の視点では……

 

実はこの“揺れ”は、

脳が「あなたを守ろう」として

働いてくれている証でもあります。

 

不安や警戒心が強くなるのは、

「生き延びるため」に

脳が必死に反応しているからなのです。

 

だからこそ、

「揺れてしまう自分」を責めないこと。

 

そのうえで、

“どんな状況でも穏やかさを保てる脳の状態”を

ゆっくり育てていくことが、

本当に大切なのです。

 

 

  3.ゆるやかに「脳と心」を整えるアプローチ

 

「何事にも動じない心」を手に入れるために

必要なキーワード、それは“リセット”です。

 

心の揺れを根本から変えるには、

脳の緊張をほぐし、

ポジティブな心理状態を

少しずつ育てていくことが効果的です。

 

心理学の研究でも、

大きな変化を一気に起こそうとするよりも、

「日常の中の小さな習慣」を

コツコツと積み重ねるほうが

感情は安定しやすいと示されています。

 

たとえば……

 

1)気づいた瞬間に、3秒呼吸を整える。

2)「ありがとう」「大丈夫」などの

  ポジティブな言葉を意識的に使う。

3)生活環境をシンプルに整え、

  余計な不安の種を減らす。

 

これだけでも、脳内ホルモンの分泌が変わり、

無意識に心が落ち着いてくるのです。

 

「少し前より穏やかかも」

そう気づく瞬間が、必ず増えていきます。

 

 

  4.何事にも動じない「心」の作り方3選

 

ここからは、

“揺れない心”をつくるための

3つの具体的なメソッドをご紹介します。

 

どれも簡単で、今日から実践できるものばかりです。

 

1)「1分で十分!ゆったり呼吸で“今”に戻る」

 

私たちは忙しさに追われると、

知らないうちに呼吸が浅くなります。

 

呼吸が浅い状態では交感神経が優位になり、

自律神経が乱れて、心が揺れやすくなるのです。

 

だからこそ、

1分だけでも意識的に深呼吸をしてみましょう。

 

① 朝起きたとき、

  ベッドの中でゆっくり深呼吸を3回。

 

② 昼休み、席を立つ前に1分間の呼吸タイム。

 

③ 寝る直前、横になりながら吸って吐いてを意識。

 

これだけでも副交感神経が優位になり、

ストレスホルモンが減り、

心がすっと落ち着いてくるのです。

 

2)「言葉の力」を味方につける

 

何気ないひとりごとや独り言が、

脳に大きな影響を与えることは

ポジティブ心理学でも指摘されています。

 

特に「ありがとう」「大丈夫」「愛してる」など、

肯定的な言葉は、

“揺れそうな自分”を支えてくれる魔法の言葉。

 

① 朝、鏡の前で「大丈夫だよ」と声に出してみる。

 

② 日中、イラッとした瞬間に「ありがとう」と心の中で。

 

③ 夜、眠る前に「愛してるよ」とささやくように言う。

 

最初は照れくさいかもしれませんが、

脳は「想像」と「現実」の区別が苦手。

 

言葉の力を繰り返すうちに、

自然と安心感の回路ができていきます。

 

3)「ざわつく物・情報を、思い切って手放す」

 

散らかった部屋や、

スマホに溢れる情報の山。

 

それらは無意識のうちに、

心をざわつかせてしまいます。

 

心理学者セリグマンも指摘しているように、

物理的・情報的ノイズが減るほど、

人は心のゆとりを取り戻しやすくなります。

 

① 週に一度、引き出しやカバンの中を整理する。

 

② SNSの通知をオフにし、見る時間を決める。

 

③ 着ていない服や使っていない物を手放してみる。

 

環境がシンプルになるほど、

脳のオーバーヒートが減り、

呼吸もしやすくなります。

 

つまり、心が乱れにくくなるのです。

 

 

  5.実は…“頑張らない”のがコツ

 

何事にも動じない心を得るために、

「もっと強くならなきゃ」

「がんばらなきゃ」と意気込むと、

 

かえって力が入りすぎて

失敗しやすくなるんです。

 

大切なのは、“ゆるさ”や

“肩の力の抜けた感じ”です。

 

① 「1分の深呼吸ならできそう」と気楽に始める。

 

② 「言葉を唱えるだけなら損はない」と軽く続ける。

 

③ 「ちょっと物を減らしてみよう」と試してみる。

 

このようなゆるやかな取り組みが、

結果的に心を本当に強くしてくれます。

 

 

  6.受講生や相談者からのよくある質問

 

Q1. こんな小さなことで

 本当に心が変わるのでしょうか?

 

A1. はい、大丈夫です。

心理学や脳科学の研究でも、

小さな習慣の積み重ねが

“大きな変化”を生むと示されています。

 

深呼吸やポジティブな言葉がけなど、

シンプルなことほど続けやすく、

心に大きな影響をもたらします。

 

Q2. 子どもやパートナーに

 言葉をかけられると即イライラしてしまいます。

 

A2. まず、自分を責めないでください。

 

「私、今焦ってるのかも」

「疲れているのかな」とやさしく深呼吸して

自分の心の状態を見つめてみましょう。

 

少し余裕が戻ってきたら、

「大丈夫」「ありがとう」など

魔法の言葉を心の中で唱えてみてください。

 

その場で完璧に切り替えられなくても、

落ち着くきっかけになりますよ。

 

Q3. 物を減らしたり

 SNSを控えたりすると、

 周囲に冷たい人と思われそうで不安です。

 

A3. 無理に人間関係を断つ必要はありません。

 

あなたの心が休まる

“小さなスペース”を作ることが大事です。

 

数時間スマホを見なくても、

人生には大きな支障はありません。

 

「今ちょっとバタバタしてて」

そんな一言で理解してくれる人は、

意外とたくさんいるものです。

 

 

  7.あなたの心はもっと自由になれる

 

何事にも動じない「心」を育てるには、

無理せずゆっくりと

自己回復できる習慣を増やすことが大切です。

 

① 1分だけ呼吸を深めてリセット

 

② ポジティブな言葉で脳をなだめる

 

③ ざわつく物や情報を少しずつ手放す

 

どれも簡単に思えることですが、

続けていくうちに

“ゆるぎない安心感”が育っていきます。

 

何かが起きたとき、

「あ、心がブレそうだな」と気づいたら、

まずは深呼吸。

 

そして「ありがとう」

「大丈夫だよ」と言葉をかける。

 

それだけで、

脳の緊張がほどけ、

冷静さを取り戻しやすくなります。

 

あなたは決して弱くありません。

 

むしろ、今までたくさん頑張ってきたからこそ、

心が少し疲れているだけなんです。

 

ぜひ今日から、

小さなリセット習慣を

取り入れてみてください。

 

毎日が少しずつ、

ふんわり軽く、ラクになるはずです。

 

「自分を整えよう」と

決めたあなたの一歩は、

きっと大きな変化を呼び込みます。

 

どうか無理せず、

ゆったりと楽しみながら

続けてみてくださいね。

 

心がどっしり落ち着く時間が増えていくごとに、

あなたの笑顔も自然と増えていくはずです。

 

いつも応援しています。

 

安心して、

“ゆるやかな心づくり”を

続けてみてくださいね。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

 

あなたの心が自由に、

そして穏やかでありますように。

 

神戸より愛を込めて。

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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