~視点をほんの少し変えるだけで未来は動き出す~

いつもありがとうございます、神戸です。

 

今日は朝の書斎で、

この文章を執筆しています。

 

多くの家庭がGW真っ只中だと思いますが、

神戸家はいつものように関係がありません。

 

わたしの仕事の関係上、

むしろ仕事が増える期間となることが

多いですね。

 

でも今日は、家族で出かけられそうなので、

久々に茅ヶ崎に行き食事をし、

その足でららぽーと平塚にでも行こうかと

話しています。

 

そんなお出かけ前のひと時で、

この文章を書いています。

 

「どこに行くのか?」って、

「どの場所が自分には相応しいのか?」

という思い込みに従って決めることが

多いと思いませんか?

 

もしかして、

 

「人生なんて、こんなものだよね」

「わたしには無理に決まってる」

 

こんな言葉を、知らず知らずのうちに

口癖のように使っていませんか?

 

実は、私たちが“当たり前”だと思って

口にしているフレーズやイメージこそが、

運命の大きな分かれ道になっていることが

多いのです。

 

たとえば、同じように厳しい状況に直面しても、

 

「どうせダメだ」と思い込んでいる人は、

それ以上の可能性を探せずに、

行動が止まってしまう。

 

でも、

 

「ひょっとしたらうまくいくかも?」

 

と思える人は、小さな工夫を積み重ねながら、

一歩ずつ状況を好転させていく可能性が

高まるものです。

 

そんな“思い込み”は、本人が気づかないままに

人生の舵取りをしていることがあります。

 

そこで今回は、

 

「運命を変えるかもしれない3つの思い込みのケア」

 

について解説します。

 

ほんの少し考え方を転換するだけで、

あなたの未来はありえないくらい眩しい光で

染まっていきますよ。

 

 

  1. なぜ「思い込み」が運命を制限するのか、セルフリミティングビリーフとは?

 

心理学の世界には、

「セルフリミティングビリーフ(self-limiting belief)」

という概念があります。

 

これは、自分の行動や可能性を制限する、

自己否定的な信念や思い込みのことを指します。

 

自分の価値や能力を否定し、

挑戦を避ける原因となるのです。

 

たとえば、

 

「わたしは不器用だから、リーダーなんて務まらない」

「うちは家族仲が悪いのが当たり前」

 

このように、自分や周囲に対して

ネガティブな前提を設けることで、

まだ起こっていない未来を勝手に閉ざしてしまう。

 

そんな思考パターンに陥ってしまいます。

 

【思い込みが引き起こす具体例】

 

1)キャリアの機会を逃す

「こんな年齢で新しい仕事に挑戦しても無理かも……」

と勝手にリミットを決め、挑戦する前に諦めてしまう。

 

2)人間関係の溝を放置する

「どうせ話し合ったって、わかってもらえない」

と思い込み、会話する前から心を閉ざしてしまう。

 

こうした思い込みが積み重なると、

本来持っているはずの力や、

運命のチャンスを自分から遠ざけてしまうのです。

 

セルフエンハンシングビリーフとの違い

一方で、

 

「きっとなんとかなる」

「今はうまくいかなくても、学べば成長できる」

 

という前向きな思い込みは、

「セルフエンハンシングビリーフ(self-enhancing belief)」

と呼ばれます。

 

もちろん、何でもかんでも

「大丈夫!」と楽観視するだけでは限界があります。

 

でも、ポジティブな前提を持っている人ほど、

実際にチャンスを引き寄せやすいのも事実です。

 

運命を変えるためには、

まず自分の中に眠っている「ネガティブな前提」をゆるめ、

ポジティブな思い込みを上手に育てていくことが

とても大切なのです。

 

 

  2. 「思い込み」を変える3つのメソッド

 

さて、あなたの生活の中では、

 

「どうせ、うまくいかない(限定的観念)」

が多いでしょうか?

 

それとも、

 

「どうせ、うまくいく(開放的観念)」

が多いでしょうか?

 

どちらが良いとか悪いとかではありません。

 

どちらも上手に活用してこそ、

人生は輝きを増していきます。

 

今回は、特に限定的観念が強い人向けに、

メソッドをお伝えしますね。

 

「セルフリミティングビリーフ」を解放し、

「セルフエンハンシングビリーフ」を育むための

3つのメソッドをご紹介します。

 

1)「決めつけフレーズ」を書き出してみる

最初のステップは、頭の中に浮かんでくる

「決めつけフレーズ」を可視化すること。

 

【書き出す例】

 

「どうせわたしなんて……」

 

「○○だから無理に決まってる」

 

「これまでうまくいかなかったんだから、今回も無理」

 

こうした言葉を、スマホのメモや手帳などに

ただ書き出してみてください。

 

ポイントは、

「否定しようとしないこと」。

 

ちょっと客観的な視点で、

「またこんな言葉が浮かんだな」

くらいの軽さでOKです。

 

頭の中をぐるぐる回っていた思考を外に出すだけで、

 

「このフレーズ、本当に事実なの?」

 

と冷静に見られるようになるはずです。

 

2)「問いかけ」で思い込みをゆるめる

次は、書き出した「決めつけフレーズ」に対して、

あえて疑問を投げかけるステップです。

 

たとえば、

 

「どうせ転職なんて無理だ」

 

と頭によぎったら、自分にこう問いかけてみましょう。

 

【問いかけ例】

 

「本当に100%無理なの?」

 

「1%くらいの可能性はあるんじゃない?」

 

「もしうまくいく道があるとしたら、どんな方法があるだろう?」

 

心理学の実験でも、

 

「思い込み」をただ否定するより、

疑問形で問いかけるほうが、

脳が活性化し、柔軟な思考を生み出しやすい

ことがわかっています。

 

具体的な解決策まで思いつかなくても大丈夫。

 

問いかける姿勢を持つだけで、

思い込みの壁にヒビが入ります。

 

3)「新しいセルフイメージ」をインストールする

最後のステップは、

 

「できるかもしれない」

「進めるかも」

 

という感触を、自分の中にインストールして

定着させることです。

 

【つぶやき例】

 

「わたしは意外と行動力があるかもしれない」

 

「まだまだ伸びしろがあるし、学ぶのは遅くない」

 

朝起きたときや寝る前に、

そっとつぶやいてみてください。

 

鏡に向かって言うのも効果的です。

 

最初は「嘘くさいな」と思うかもしれませんが、

脳はイメージと現実をあまり区別できない性質があります。

 

続けていれば、

 

「私はダメ」という思い込みよりも、

「意外といけるかも?」という前提のほうが

しっくりくる瞬間が必ず訪れます。

 

楽しみですね。

 

 

  3. よくある質問とまじめにアドバイス

 

Q1. 頭ではわかっていても、気づくと元に戻っちゃう……

A1.

 

それは自然なことです。

 

脳には、「慣れ親しんだパターン」に

戻ろうとする習性があります。

 

大事なのは、戻ってしまった自分を責めず、

 

「また戻っちゃったか。

でも気づけただけいいか」

 

と笑って受け流すことです。

 

気づいたらまた、3つのメソッドを

繰り返してみましょう。

 

Q2. ポジティブになろうとすると、周りとのギャップを感じて落ち込む

A2.

 

あなた自身が変わってくると、

周囲との関係性にずれが出ることはよくあります。

 

ただ、それはあなたが新しい一歩を

踏み出している証拠です。

 

もし違和感を覚えるなら、

 

できる範囲で

 

「今、こういう考え方を取り入れてるんだよ」

 

とシェアしてみるのも手です。

 

意外なほど応援してくれる人が現れますよ。

 

Q3. 過去の失敗やトラウマが思い出されて、なかなか前を向けない

A3.

 

失敗経験やトラウマは、

自己防衛のために脳が強く記憶しています。

 

いきなり忘れようとしなくても大丈夫。

 

その記憶がよみがえったときこそ、

 

「この体験から学べることは何だろう?」

 

と、少しだけ別の角度から見てみるチャンスです。

 

あるいは、

 

「だからこそ今度はこうしてみよう」

 

と、未来の行動に意識を向けるのも良いですね。

 

 

  4. 思い込みを変えれば、未来はいつだって動き出す

 

人生は不思議なもので、

同じような環境や条件でも、

 

「うまくいく人」と

「うまくいかない人」の差は、

 

たったひとつ、

“思い込み”という小さな意識の違いから

生まれることが少なくありません。

 

「わたしには無理」

 

と無条件に信じ込んでいた世界が、

実はただの幻想だった。

 

そう気づくと、

未来の扉がすっと開き始めます。

 

もちろん、今までの思い込みを

ガラッと変えるには時間がかかるかもしれません。

 

だけど、大丈夫。

 

何度でも気づき、

何度でも「書き出し」「問いかけ」「セルフイメージ作り」を

繰り返してみてください。

 

やさしいペースで、少しずつで構いません。

 

たった一つのポジティブな思い込みが、

これまで暗く思えた運命を、

鮮やかに塗り替えるきっかけになります。

 

あなたの未来は、

実はあなたの手のひらの中にあります。

 

ぜひ、この3つのメソッドを活用して、

 

「運命の航路」を

再設計してみてくださいね。

 

あなたの人生が、

さらに豊かで彩りあるものへと

変わっていくことを、

心から応援しています。

 

さて、わたしはこれから

ららぽーとへ行ってきますね^^

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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