いつもありがとうございます、神戸です。

 

ここ数年、「朝活」という言葉が

よく聞かれるようになりました。

 

SNSでも「モーニングルーティン」

と呼ばれる朝の過ごし方が頻繁に

シェアされていますよね。

 

実は、“朝”というのは1日の中でも

特に私たちの潜在意識や思考パターンに

大きな影響を与える時間帯。

 

ちょっと意識するだけで、

その日一日の心の在り方やエネルギー、

さらには未来の豊かさまでも

変えてしまう力があるんです。

 

実際、傾聴の学校の受講生の方々が

自主的にわたしの教材を活用しながら

「朝活」をしてるけど、

とても大きな気づきと満足度と幸福感が

同時に押し寄せてくるそうです。

 

ただ、「朝苦手なんです」

「モーニングルーティンを試してみたけど、

なかなか続かなくて…」

という方も多いかもしれません。

 

私自身も、かつては“朝はギリギリまで

寝ているタイプ”でした。

 

でも、ほんの小さなアプローチの積み重ねで、

不思議なくらい朝が「自分をリセットし、

そして豊かさを呼び寄せる」時間に

変わっていくんです。

 

もしあなたが今、バタバタした日々や

仕事・家事に追われて心が疲れているなら、

そんなときこそ「朝をちょっとだけ変える」ことを

試してみませんか?

 

今回は、「朝時間を“極める”ための

モーニングルーティン」をテーマに、

ゆったりとお話ししていきますね。

 

  1. 朝を疎かにすると感じるもやもやの正体

 

朝って、本来は清々しく、

1日を気持ちよく始められる貴重な時間なのに、

実際には以下のような“もやもや”を

抱えている方がたくさんいらっしゃいます。

 

・朝起きても気分が晴れない
「また今日も同じ仕事の繰り返し」

「家事や育児に追われるだけの1日が始まる…」

とネガティブな気持ちでスタートしてしまう。

 

・寝起きのバタバタがストレス
ギリギリに起きて身支度し、子どもを送り出し、

自分もパートや会社に出勤…と慌ただしく、

結果として息つく暇がない。

 

・朝時間が取れず、自己嫌悪になりやすい
「本当は早起きしたいのにできない」

と責めてしまい、自己肯定感が

どんどん下がる。

 

・常に頭がもやもやしていて、やる気や集中力が散漫
朝を整えないまま1日を始めると、

疲れが取れないまま次の日に

持ち越してしまう。

 

実は、この“朝のもやもや”状態が

日常的に続くと、脳科学的にも

メンタルヘルス的にも悪影響が積み重なると

言われています。

 

大学の研究によれば、

朝イチの心と身体の状態は、

その後のストレス耐性や意欲にも

直結すると報告されているんですよ。

 

さらに「いつも忙しい」

「やるべきことが多すぎる」という状況下だと、

どうしても朝の時間は“ないがしろ”になりがち。

 

でも朝に“ちょっとしたコツ”を取り入れるだけで、

不思議なくらい感情が前向きになり、

1日がスムーズに回っていくものなんです。

 

そこに気づいていないと、

ずっともやもやと疲労感を抱えたままに

なってしまう…

 

それが多くの方の“朝”が抱える問題かもしれません。

 

  2. 朝を整えるだけで人生が変わる?

 

「朝なんて何十分の話だし、そこで何が変わるの?」


そう思う方もいるかもしれません。

 

でも実は、「朝こそあなたの本音や

潜在意識と対話がしやすい」

貴重な時間帯なんです。

 

眠りから醒めた直後は、

顕在意識(ふだん頑張って働いている意識)よりも、

潜在意識(深い意識)の方がまだ活発な状態。

 

そこにやさしいアプローチをすると、

1日のスタート地点で気持ちや

思考を整えやすくなるんです。

 

朝に意識的な行動を取り入れると、

次のような変化が期待できます。

 

・心が落ち着きやすい

・ポジティブ思考を育みやすい

・体や脳が目覚めを実感しやすくなる

・前日のネガティブ感情を引きずりにくい

・自己肯定感がじわじわ高まり、

人間関係もやわらかくなる

 

最近では「モーニング・リチュアル(儀式)」

とも言われるように、心や身体を整えるための

短いルーティンを毎朝組み込むことで、

大きな精神的安定や生産性向上につながると

指摘する心理学者も増えています。

 

ハーバードビジネスレビューでも、

朝時間を活用している社員ほど業務集中度が高く、

ストレス指標が低いというデータが紹介されました。

 

  3. 実践!朝を「極める」モーニングルーティン

 

では、具体的にどんなルーティンを

取り入れればいいの?という方のために、

ここでは「朝を極める5つのステップ」を提案します。

 

どれも難しくないので、

一度には無理せず、

できそうなものから取り入れてみてくださいね。

 

1あえて目覚めにゆとりを作る

「ギリギリまで寝ていたい!」

その気持ちも分かりますが、

5〜10分でもいいから“あえて”

ゆとりを取りましょう。

 

二度寝しないで起き上がったら、

そのまま布団やベッドで背伸びや

軽いストレッチをしてみる。

 

これだけでも血流が促され、

脳が「起きるんだね」と覚醒し始めます。


ポイント: 夜のうちにスマホのアラームを、

起きたい時刻の10分前にセットしておけばOK。

 

目覚まし時計やスマホを

歩かないと止められない距離に

置くのもおすすめ。

 

枕元にあったら二度寝確定です。

 

2)やわらかな呼吸で脳をスッキリ

ベッドから起きたら、

深呼吸を2〜3回してみましょう。

 

「吸って…吐く…」と数秒かけて

呼吸をするだけでも、

身体全体に酸素が行き渡り、

眠気が緩和されやすくなります。

 

実は寝起きは呼吸が浅くなりがち。

 

朝の呼吸を意識すると、

心も身体もシャキッとするはずです。


ポイント: 窓を開けて

新鮮な空気を取り込むとさらに◎

 

ついでに窓拭きをすると開運効果◎

 

3)水かハーブティーを飲む

体内の水分不足を補うために、

起きたらまず常温の水や

お気に入りのハーブティーを

一杯飲むのがおすすめ。

 

コーヒーやお茶も良いですが、

胃を刺激しすぎないように

最初はカフェインレスか水にしておくと

安心です。

 

体内が潤い、内臓も動き出します。


ポイント: 朝起きてすぐカフェインをとると、

交感神経が急激に活発化するので、

敏感な方は少し経ってからの方が

いいかもしれません。

 

わたしはデロンギのエスプレッソを

飲んでます笑

 

4)マインドフルな時間を数分

もし時間に余裕があれば、

数分だけでいいので“無心で座る”

“好きな音楽を聴く”

“マインドフルな呼吸をする”など、

頭をクリアにする時間を作りましょう。

 

研究によると、朝の静かな2〜3分の呼吸瞑想が、

その日のストレス反応を大幅に軽減すると

報告されています。

 

「何も考えない」のではなく、

「ただ、呼吸を眺める」

「音楽を味わう」という感覚が大事です。


ポイント: 無音が苦手なら、

やさしいBGMや自然音のアプリもおすすめ。

 

朝の散歩をしながらも最高ですよ。

 

5)朝のアファメーションを唱える

最後に、「今日はどんな自分でいたいか」を

一言で宣言してみましょう。

 

・「今日も最高の1日!」

・「みんな、ありがとう!」

・「どうせ、うまくいく!」

 

こんなふうに、自分で自分にやさしい言葉を

1〜2回口に出すだけで、

潜在意識がその日をサポートしてくれます。

 

これを習慣にすると、自己肯定感が

ぐんと高まりやすくなるんです。

 

  4. なぜ朝が人生の基盤になるの?

 

朝を整えることが、

なぜこうも大切なのでしょうか?

 

その理由をお伝えしますね。

 

朝は、前日の疲れや思考のクセが

リセットされやすい時間帯だから。


日中に嫌なことがあっても、

寝ている間に脳や心はデータを

“整理整頓”しています。

 

そして目覚めた瞬間は、

ある意味「まっさらな私」に近い状態。

 

ここにポジティブな行動をすり込むと、

そのまま1日の土台になってくれます。

 

逆に言えば、朝に「バタバタ」

「イライラ」していると、その流れを

一日中引きずってしまいがち。

 

朝の満たされ感は、

潜在意識に「私は幸せだ」「もう大丈夫」

といった安心感をインプットしてくれます。

 

結果として、自己肯定感が育ち、

コミュニケーションにもゆとりが生まれ、

「私にはもっとできる」という意欲が

湧いてくるんですね。

 

 

  いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね

 

Q1: 「早起きが苦手で、

なかなかルーティンを実行できません

 

A1: まずは10分早く起きるだけでOKです。

 

いきなり1時間も早起きしようとすると

体がストライキを起こしますよね。

 

1週間ごとに5分ずつ早めるなど、

少しずつ無理なく進めてください。

 

眠りの質を上げるには夜のスマホ時間を減らす、

寝る前に照明を落とすなどが効果的です。

 

Q2: 「朝にいろいろやりたいけど、

子どもが小さくて忙しいです」

 

A2: もし育児や家事に追われて

朝時間が取りにくいなら、

短いルーティンを分散しても大丈夫です。

 

起床直後に1分だけ呼吸に集中、

子どもを送り出した後に2分だけストレッチ、

みたいに細切れでも自分を取り戻す時間が

作れます。

 

朝の“自分の一言”は、

洗面所の鏡にメモしておくのもいいですよ。

 

Q3: 「朝の静けさは大切だと分かっていても、

ついSNSをチェックしてしまいます

 

A3: SNSは刺激が強く、

思考を“外”に向かわせがち。

 

できれば、起きてから30分は

スマホを触らないルールにしてみましょう。

 

通知が気になるなら、

夜のうちに「おやすみモード」や

通知オフ設定をしておくと開きにくくなりますよ。

 

どうしても開いてしまう場合は、

布団から出る前に1分だけでも深呼吸し、

「今日はどんな一日を送りたい?」

と自分に問いかけるだけでもOKです。

 

  5. 朝を味方にして、心ほどける日々をはじめよう

 

いかがでしたか?

 

朝を「極める」というと大げさに

聞こえるかもしれませんが、

ほんの小さな習慣から始めればOK。

 

たった数分のモーニングルーティンが、

あなたの潜在意識をやさしく呼び覚まし、

その日一日の豊かさを育んでくれます。

 

・ちょっと早めに起きて、背伸びする

・深呼吸して脳や心を目覚めさせる

・ハーブティーや水を飲んで身体を潤す

・マインドフルに数分だけ“今”を味わう

・最後に自分を励ます言葉をささやく

 

この5つのステップが少しずつ身についてくると、

日中のあなたが驚くほどクリアになり、

「ちょっと嬉しい出来事」が増えていくはず。

 

すると、夜も満たされた気持ちで

過ごせるようになり、

その積み重ねが人生の大きな変化に

繋がっていきます。

 

「朝は苦手」「時間がない」と感じるかもしれませんが、

今のあなたでも、ほんの少し意識を変えるだけで

本当にOK。

 

何度失敗しても、また明日があるというのも

朝のいいところですよね。

 

どうか自分を責めずに、

ゆるやかに“朝”をあなたの味方につけてください。

 

今日のこの時間をきっかけに、

あなたの日常がますます優しく、

そして豊かに彩られますように。

 

朝の空気をそっと吸い込みながら、

一緒に新しい自分を迎えていきましょう。


いつも応援しています。

神戸より愛を込めて。

 

 

 

傾聴の学校はこちらから

ご登録ください。

 

  

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博公式LINEにご登録してください

 

神戸の考え方や

最新の研究に興味がある方に

向けて発信しています。

 

神戸のライブ配信のお知らせや

最近の動向を共有しています。

 

line_btn