いつもありがとうございます、神戸です。
どうか、好きな飲み物を傍らに置いて、
リラックスしながらお読みくださいね。
今日は、娘をダンススクールに送り、
迎えまでの待ち時間の中で書いています。
4月に入ると新しいことへのチャレンジを
思い浮かべるひとも多いのではないでしょうか?
その時に、今の自分に実利的に
必要なことから考えることが多く散見されます。
でも、そこでぜひ問いかけて
もらいたいのです
「それって、本当に大好きなこと?」って。
自分の大好きなことに時間を使った方が
効率よく幸せになれます。
でも、実利的なものばかりおってしまえば、
「いつかきっと幸せになれる」
と幸せの先送り現象がおきてしまう。
そんな、「小さい頃に描いていたあの夢、
いつの間にか遠ざかってしまった…」
「本当はやりたいことがあったのに、
忙しさに埋もれてしまった…」
そんな思いを抱えてはいませんか?
学生時代に熱中していた趣味、
社会人になる前に強く抱いていた目標、
あるいは子育てや家事に追われる中で
立ち止まってしまった何か??。
一度置いてきてしまった夢は、
そのまま諦めるしかないのでしょうか?
実はそうではありません。
人生の途中で忘れかけていた夢も、
再び「お迎え」できるんです。
年齢や環境は関係ありません。
もし心の片隅に「やり残しちゃった…」
「本当はまだチャレンジしたい…」
と思う何かがあるのなら、
もう一度その夢に手を伸ばしてみませんか?
今回は、「もう遅い」と半ば諦めてしまった夢を
迎えに行くためのヒントをご紹介します。
あなたの中に眠っている
大切な気持ちを呼び起こし、
改めてワクワクする未来を一緒に描きましょう!
1. 夢を置いてきてしまう、その背景には?
私たちは多くの場合、
就職や結婚、家庭の事情、
経済的な理由など、さまざまな局面で
「やむを得ず」夢を手放す選択をします。
たとえば、子どもを育てるために
仕事をセーブしたり、
家族の介護に入りたくて自分の勉強を断念したり——。
どれも必要な決断ですし、
そこには大切な愛情や責任感が込められています。
けれど、いざ時間が経ってみると、
ふと「あれ?自分って本当は何がしたかったんだろう……」
と感じることはありませんか?
30代、40代、50代……と、
人生のステージが変わるにつれ、
当初の夢に向けて用意していた時間や情熱が、
いつの間にか姿を消してしまった。
毎日の家事や仕事、人間関係に追われて、
気づけば「夢を語ること自体が恥ずかしい」
と思うようになってしまった——。
実は、これは珍しいことではありません。
むしろ多くの方が似た状況を経験するようです。
特に真面目で責任感の強い人ほど、
自分よりも周りを優先しがちで、
「自分のやりたいことを置いてきてしまう」
可能性が高まります。
心理学でいう「ロール・エンゲージメント(役割への没入)」
が強いタイプの人は、
家族・職場など周囲の要求を優先するうちに、
自分の夢が後回しになる傾向が指摘されています。
問題となるのは、
そのまま「もう私には時間がない」
と思い込んでしまうこと。
まだ人生はこれからなのに、
“やり残した気持ち”を抱えたまま、
どこか心にざわつきを抱え続ける……。
これが「置いてきた夢」を放置することの
大きなデメリットです。
2. 一度諦めた夢でも、また芽吹かせられる
結論から言えば、「置いてきた夢」は、
どんなに遅く感じても迎えに行くことができます。
そのためのキーワードは
「リフレーミング」と「ステップ再設定」です。
リフレーミングとは、心理学用語で
「物事を別の枠組み(Frame)で捉え直すこと」。
諦めてしまった夢を
「もう間に合わない」と見るのではなく、
「まだ間に合うように、
今やれることはきっとあるんじゃない?」
と視点を変えるのです。
さらに、夢そのものを叶える方法を
「少しずつやりやすい形に変えて再設定する」
のが「ステップ再設定」。
たとえば「留学して◯◯を学びたかった」
という夢があるなら、まずは在宅で
オンライン講座を受けてみる、
海外の先生の動画を視聴してみる——
と、小さな形でリスタートすることも
立派な第一歩です。
近年の研究でも、中年以降に再び学び始めたり、
かつて断念した創作活動を再開した人は、
自己肯定感や幸福度を大きく向上させるという
報告があります(ハーバード大学2021年調査)。
人生の半ばを超えてからでも、
自分の夢に向き合うことでメンタル面の充実と
社会的な居場所を得られるのです。
3. 夢を「お迎え」するための5ステップ
ここからは、実際に「置いてきた夢」を
迎えに行くためのステップを、
一つひとつ確認していきましょう。
1)「夢リスト」を書き出す
まずはどんなに些細でも構わないので
「本当はやってみたかったこと」を
一度すべて書き出してみてください。
頭で考えるだけでは曖昧に終わりがちなので、
紙やスマホのメモに書くのがおすすめ。
過去に抱いていた夢、
あるいは途中で諦めてしまったものなども含め、
できるだけ具体的に書き出しましょう。
理想は100リスト!
2)「なぜ諦めたのか」をやさしく振り返る
リストアップした夢を
「諦めた理由」も併せて書いてみます。
「時間がなかった」「家族の反対があった」
「経済的に難しかった」など、
いろいろ出てくるでしょう。
ここで大切なのは自分を責めないこと。
「あの頃はこういう事情があったんだよね」
と、やさしく振り返るだけでOKです。
3)「今の私」でもできる形に変える
すべての夢を昔のまま復活させるのは
難しいかもしれません。
でも「スモールスタート」や「今の年齢に合った形」
に変換すれば、可能性が広がります。
たとえばプロの漫画家を目指していたなら、
SNSや同人誌という形で作品を発表する道も
あるでしょう。
現在は子育て中で家を離れにくいなら、
オンラインで学べる講座やサロンを
活用できます。
カウンセラーの夢でしたらぜひ「傾聴の学校」にきてね^^
4)小さな達成を積み重ねる
いきなり高いゴールを設定すると、
再び挫折してしまう恐れがあります。
まずは一番簡単なアクションから
始めるのがおすすめ。
たとえば「週に1回、教材を開く」
「夜30分だけ勉強時間を確保する」
「1枚だけ絵を描く」など、小さな目標でOK。
達成感を味わうことでモチベーションが育ちます。
5)周囲への相談・発信
一度諦めた夢を再び語るのは勇気が要りますが、
誰かに「実は昔こういう夢があって……」
と話してみると驚くほどスムーズに
応援や情報を得られることがあります。
特に同じように夢を置いてきた
経験がある仲間とつながると、
励まし合いながら前進できるでしょう。
4. 続けるコツは“自分を責めず、楽しむ”こと
夢を迎えに行くときに大事なのは、
「完璧にやらなくちゃ!」
と意気込まないことです。
昔の夢ほど「ちゃんと取り返さないと」
と真面目に力が入りすぎてしまうので、
少し力を抜いて「楽しむスタンス」
を意識してみてください。
たとえ進み方がゆっくりでも、
1日5分でも行動できたら大成功。
もし何もできなくても
「ま、今日はこういう日もあるよね」
とやさしく自分を許してあげましょう。
女性は特に家族や仕事にパート、
家事育児など多岐にわたる役割を担いながら
生きていますから、
「計画通りに進まないほうがむしろ普通」です。
逆に、自分を否定する言葉で追い込んでしまうと、
モチベーションが下がり、
挫折しやすくなってしまいます。
自分のペースでゆっくり再スタートできれば、
必ず「昔とは違う形での充実感」
が見えてくるはずです。
質問への回答
いつもいただく受講生からの質問、
相談者からの質問に答えておきますね。
Q1:「昔の夢を思い出すと、
なんだか恥ずかしくなります…」
A1. わかります。
あの頃の自分が「痛い」と感じたり、
周りに笑われたらどうしようと
思うかもしれません。
だけど、その夢を抱いていた当時の自分は
真剣だったはず。
恥ずかしいことなんて一つもないですよ。
むしろ心から熱中できる夢があったことは、
すごく素敵なこと。まずは自分の気持ちを
「確かにそう思ってたよね」と認めて
あげてください。
Q2:「今は家事と仕事に追われ、
夢に割く時間がなさすぎてツラいです…」
A2. その「ツラい」と感じる気持ちこそ、
あなたが心の奥底で
「本当は少しでも夢に近づきたい」
と願っている証です。
忙しい中でも、1分でも5分でもいいので、
自分の夢にかかわる行動を入れてみましょう。
心理学の研究でも、短時間の積み重ねが
自己肯定感を高めるのに有効だと報告されています。
Q3:「歳を重ねてから夢をやり直すのは、
周囲に『今さら?』と思われそう…」
A3. 確かに、人からどう思われるかは
気になりますよね。
でも、実は周りの人は意外と他人に
無関心なもの。
さらに言うと、誰かがチャレンジしている姿って、
周りにとっても刺激になることが多いです。
50代、60代だからこそ出せる
深みや魅力もあります。
堂々と「今の私だからこそできる夢の叶え方」
を楽しんでください。
5. 取り戻した夢は、あなたをあたたかく迎えてくれる
いかがでしたか?
「置いてきた夢」をお迎えしに行くことは、
決して特別なことではありません。
誰にも迷惑をかけず、
むしろあなた自身の人生を輝かせ、
周囲にもプラスのエネルギーを与える行為です。
昔の夢は、もう二度と叶わない
幻なのでしょうか?
そんなことはないですよね。
状況や条件が変わったら、
形を少し変えてもいいし、
方法を変えてもいいですよね。
途中経過がゆっくりでも、
一歩ずつ歩み寄ることで、
夢はまたあなたのそばにやってきます。
これから先の人生、まだまだ長いですよね。
もしかしたら、今のあなたなら過去の自分より
ずっと上手にその夢を育てられるかもしれません。
いや、絶対できるでしょ。
諦めてしまったことを悔やむより、
「もう一度、あのワクワクを味わえるかも」
と思うとちょっと楽しくなってきませんか?
どうか自分を責めず、
楽しむ気持ちを忘れずに。
人生には何度でもやり直しや再スタートが
許されます。
置いてきた夢を、もう一度しっかり
抱きしめてみてください。
その夢は、きっと優しくあなたのもとへ
戻ってきますよ。
あなたの一歩を、心から応援しています。
どうぞ、もう一度夢をお迎えしに
行ってみてくださいね。
いつでも応援しています。
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