こんにちは、神戸です。


好きな飲み物を用意して、

リラックスしながら読んでみてくださいね。

 

先日、傾聴の学校2ndの実践講座を行いました。

 

セミナールームに40人ほどの受講生さんが集まり、

ある心理療法を体得していただきました。

 

正直、どのくらいの方が習得できるか

不安なところもありますが、

なんとみんなフリースタイルで

どんどん実践することができたんです(喜)

 

心を癒したりコントロールするのは

難しいことだと思うかもしれませんが、

実は「見えない」から難しいだけ、

「見える」ものにすればいい。

 

こんな発想の転換から心理療法を開発したのです。

 

それが広まっていくのがなんとも

心地のいい時間でしたね!

 

さて、今回のテーマに向かいましょう。

先日、こんな相談を受けました。


「職場で最近、なんとなく

みんなと気まずい気がして……。

 

特にきっかけが思い当たらないのに、

周りが自分を避けてるような

感じがするんです。

 

私、何かやらかしちゃったんでしょうか?」

 

彼女自身は

「ちゃんと挨拶しているし、

仕事も丁寧にやっているつもり。

 

でも、思い返してみると、

会話中に嫌な顔をされたことがあったかも……」

 

と、不安そうにうつむいていました。

 

こういうケース、実はよくあるんです。

 

私たちは悪気なく過ごしているのに、

ふとした言動が周囲からマイナス印象を

受けてしまうことがあるんですよね。

 

気づかないうちに相手を不快にさせてしまって、

後になって「あれ?どうして?」と悩む……。

 

今回は、そうした

「なぜか嫌われる行動5選」をお伝えします。

 

自分では気づかない“よくある落とし穴”を知るだけで、

人間関係がグンと楽になるはず。

 

職場やご家庭で、

「あれ、私どうして距離を置かれてる?」

と感じるときこそ、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

  1. なにが問題なのか?

 

「私がそんなことするわけない!」

と思いたいかもしれませんが、

実は誰にでも当てはまる可能性があるんです。


上でご紹介した方のように、

「自分なりに頑張っているつもりでも、

なぜか避けられてしまう…」というとき、

無意識の言動が原因になっている場合が

多いんですよ。

 

代表的ななぜか嫌われる行動の特徴

 

1) 相手を追いつめるような言葉のかけ方をしてしまう

2) つい自慢や比較を口にしてしまい、“マウント”に見える

3) 相手の話をさえぎりがち

4) 重たい空気をつくるような「ため息」や表情のクセ

5) 冗談のつもりで相手を軽視する言い回しをする

 

これらは、ふと気を抜いたときに

ポロッと出てしまいがちな行動です。

 

ご自身を責めるよりも、

まず「そうかも…!」と気づくだけで、

人間関係の印象はガラッと変わりますよ。

 

 

  2. 次の一歩へ

 

では、どうすれば

「自覚なしに相手を不快にする行動」

を減らせるのか?


実は、大学の研究でも、

嫌われがちな行動を自分で意識できるようになるだけで

関係性が改善するというデータが出ています。


ここで大切なのは、

完璧に直すよりも「少しだけ言葉を変えてみよう」

「一拍おいて相手を待ってみよう」

といった小さな意識改革なんです。

 

これなら、「今までどうしてこうなったの?」

と悩んでいた状態から、

一歩前に進めそうですよね。

 

 

  3. 「嫌われる」を回避するためのステップ

 

1)「攻め」の言葉かけをやめてみる

「どうしてそうしたの?」とか

「なんで◯◯してくれなかったの?」

と、詰問調になっていませんか?


同じことを尋ねるのでも

「〜という感じかな?」「どう思ったの?」

など柔らかいトーンに変えてみると、

相手の心のバリアはずいぶん解けやすくなります。

 

2さりげないマウントをストップ

あなたとしては情報共有のつもりでも、

「あ、それ知ってる」と言われると、

相手は「自分なんて大したことないのか…」

と感じるかもしれません。


ピンときたら、すぐに

「ごめんね、言い方が悪かったかも」

と訂正するだけで、イライラを回避できますよ。

 

3)相手の話を最後まで聴く

気づくと相手の話を横取りしていませんか?


研究では、“途中でさえぎらず

最後まで聞く”だけで好感度が高まったと

報告されています。

 

まずはうなずきながら間をとってみて、

相手の言葉が一区切りついたら

「そっかぁ、それでどう思ったの?」

と優しく促すだけでOK。

 

4)重苦しい雰囲気は意識的に取り去る

仕事や家事で疲れていると、

つい大きなため息や険しい表情をしがち。

 

でも、周囲は「怒ってる?」と感じるかもしれません。


一度スマホのセルフィー画面や鏡で

自分の表情を見てみると、

意外と怖い顔をしている場合も。

 

できる範囲で深呼吸して

「力抜こう」と気をつけると、

雰囲気もぐっと柔らかくなります。

 

5)冗談で相手を軽視しない

「また失敗したの?」

「相変わらずドジだね〜」なんて、

いじりのつもりが逆効果になっている

かもしれません。


特に相手との距離感がまだ浅い段階で

この手の冗談を連発すると、

“バカにされている…”と感じさせてしまうことも。

 

仲が深まるまでは控えめに。

 

 

  ポイント説明

 

改めて見ると、一つひとつの行動は小さなことです。

 

それを少し意識するだけで、

「この人といるとホッとする」

「話しやすい」と感じてもらいやすくなります。


逆に「このくらい大丈夫でしょ」と放置していると、

知らないうちに相手の気持ちが離れてしまうことも…。


でも大丈夫。

 

完璧にならなくてOKですし、

もしやらかしちゃったと思ったら素直に

「あ、言い方ごめんね!」と誠意をもって伝えてみれば

大体は解決します。(大体はね・・・)

 

質問への回答

「いつもいただく受講生からの質問、

相談者からの質問に答えておきますね。」

 

Q1: すでに悪い印象を与えてしまったかも巻き返せますか?
 

A1: はい、手遅れではありません。

相手との会話の中で、

「この前、ちょっときつい言い方しちゃったかも」

と自分から謝るだけでも、

印象は大きく変わります。

 

そこから普段の言動を少し気をつけていけば大丈夫。

 

Q2: なかなか余裕がなくてイライラが表に出てしまうんです


A2: まずはご自分のストレスケアを。

ほんの数分でも深呼吸したり、

寝る前にスマホをオフにしたり、

リラックスできる時間を確保しましょう。

 

心の余裕ができると、自然に周りへの態度も優しくなれます。

 

Q3: 明るく盛り上げたいのに、相手が苦笑しているみたい


A3: テンション高すぎると相手は

「ついていけない…」と感じることも。

 

最初は相手の様子を見ながら、

少し声量やスピードを落とすなど、

合わせてみてください。

 

お互いの呼吸が合えば、楽しく盛り上がれますよ。

 

 

  まとめ

 

いかがでしたか?


「なぜか嫌われる行動5選」というと、

「私はそこまでひどくないでしょ…」

と思いたくなるかもしれませんが、誰

しも無意識のうちにやってしまう可能性があります。


ほんの少し声のトーンや言葉の選び方を変えるだけで、

周囲の反応はびっくりするくらい良くなるものです。

 

いやー、わたしも講座中は

どの状態になっているかを逐一チェックしています。

 

周りの様子から自分の挙動を観察する。

 

こういった客観性は欲しいところですよね。


「もしかして私、やらかしてるかも?」

と思ったら、ちょっとした修正に

挑戦してみてくださいね。

 

きっと、コミュニケーションがスムーズになって、

人間関係がラクになるはず。

 

あなたの優しさや魅力がスムーズに伝わるよう、

これからも応援しています!


神戸より愛を込めて。

 

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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