いつもありがとうございます、神戸です。
好きな飲み物をそばに用意して、
少し肩の力を抜いて
読んでみてくださいね。
今日は、
春の心地よさと夏がもうすぐ訪れる
期待感あふれる素敵な1日でしたね。
わたしは両手首を負傷していて
サーフィンに行けないのでサーフスケートで
陸トレしていました。
今できることを全力で行う。
これは今日のテーマに共通することですね。
日々の生活の中で、
「なぜあの人はあんなに周りから
大切に扱われるんだろう?」
「一方で、どうして自分はいつも
粗末な扱いをされがちなのか……」
と感じることはありませんか?
たとえば職場でも、同じような仕事量なのに
「あの人はみんなから頼りにされて応援もされる」
「こちらは誠意を尽くしているのに雑に扱われるばかり……」
など、理不尽に思う場面もあるかもしれません。
実は、その「扱われ方」を大きく左右するのは、
単なる運や才能だけではありません。
そこには、コミュニケーションスタイルや
自己評価のあり方、さらには
潜在意識の状態が絡んでいることが多いのです。
大切に扱われる人には
共通の“ある感覚”や“姿勢”があり、
粗末に扱われる人にはそれを妨げてしまう
要因が潜んでいます。
今日は、そんな
「大切に扱われる人・粗末に扱われる人」
の違いをテーマに、
なぜそういう差が生まれてしまうのか、
どうすれば自分の価値を高めて周囲から
“尊重”されやすくなるのかを解説しますね。
ふとした瞬間に、
「自分を大切にしてあげよう」となれるように
学びを深めていきましょう。
1. なぜ扱いの差が生まれるのか?
「同じように仕事しているのに、ずいぶん差がつくよな……」
「家族からの接し方が、
あの人と自分では全然違うんだけど……」
そんな嘆きを耳にすることは少なくありません。
実際に私たちカウンセラーや講師のもとにも
「努力しているのに周りから大切にされない」
といったご相談が多く寄せられます。
特に真面目でがんばり屋さんほど、
「もっと頑張らなきゃ」
「周囲の期待に応えなきゃ」
と自分に厳しくしてしまいがちです。
ところが、当の本人が疲れはててしまい、
むしろ周囲から“便利な駒”として
見られやすくなる……
そんな皮肉な状況もあるんですよね。
一方で、
何かすごいことをしているわけでもないのに、
周りから自然と大切に扱われ、
「なんだかあの人といると落ち着く」
「つい手伝いたくなる」
と思わせる人も確かに存在します。
この差を生み出す大きな要因として、
以下のような視点があります。
・自分をどう扱っているか
・相手とのコミュニケーション姿勢
・心理的境界線(人間関係の線引きや自己肯定感)
これらを無視してしまうと、
いくら頑張っても粗末に扱われがちに
なるかもしれません。
逆に、それらを自覚して少しずつ修正していけば、
不思議なくらい周囲の扱いが柔らかくなり、
大切にされていると感じる瞬間が増えるはずなのです。
2. 変わるのは意外とシンプル
ここで大切なのは、
自分が周囲から「大切に扱われるかどうか」は、
突き詰めると「自分自身を大切に扱う姿勢」
に直結するということ。
たとえば、粗末に扱われる人はどこかで
「自分はたいした価値がない」
「相手に嫌われないようにしなければ」
と無意識に思い込んでいるケースが
とても多いんです。
こうした潜在意識の声は
日頃の言動や態度ににじみ出てしまい、
周囲にも「どうせこの人は大丈夫。
粗末に扱っても平気でしょ」と思われがち。
だからこそ、まずは
「自分を大切にする」と決めるだけでも違います。
自分を大切にするというと、
贅沢をしたり、わがままに振る舞うことだと
誤解されがちですが、そうではありません。
自分が好きなもの、落ち着くもの、
癒されるものをできるだけ身の回りにおき、
逆に嫌だなと感じることを少しずつ減らす……
そういうシンプルなことを
積み重ねていくのです。
自己肯定感が高まり、
自分をリスペクトする姿勢が身につくと、
相手からも「この人を尊重しよう」
と自然に思わせる雰囲気が醸し出されます。
ここには心理学の専門用語を使わなくても、
「なんとなく雰囲気がそうさせる」
という人間の本能が働くんですね。
また、コミュニケーション面では
「傾聴」が鍵になります。
相手の言葉を否定せずにまず受け止める。
そしてこちらの意見もしっかり伝える——。
これができる人は、粗末に扱われにくいのです。
お互いの心理的境界線を大切にしながら、
相手に寄り添える人は、
「あの人にはちゃんと礼を尽くそう」
と周囲に感じさせるから。
大切に扱われる人と粗末に扱われる人は、
何か特別な能力の差があるわけでは
ありません。
むしろ、「自分を大切にする意識」と
「相手の話に耳を傾ける姿勢」、
これを両輪にして
日常をすこしずつ変えていく。
実はそれが最大の近道なんです。
3. 日常を変える具体的なアクション
まず、朝起きたときと夜寝る前に、
自分に対して「よくやったね」と
声をかけてみてください。
それだけで「粗末に扱う」
モードから抜けだせます。
日中、バタバタしても、
この問いかけを習慣にすると
自分をぞんざいに扱う癖に
気づきやすくなります。
次に、コミュニケーションでは
「相手の話を途中でさえぎらない」
を心がけます。
相手が話し終わるまで待つ。
これは心理学の研究でも
「傾聴姿勢」は互いの安心感を高め、
相手がこちらをリスペクトする
大きな要因になると示唆されています。
さらに、相手と対話しながらも
「自分も同じだけ尊重されていい」
と意識してみましょう。
相手の話を聴いたあと、
あなた自身の意見も
短いフレーズでいいので伝える。
無理やり長く話す必要はありませんが、
「私はこう感じています」
「今、ちょっと疲れてるんです」など、
自分の気持ちを言葉で表すことが大事。
最後に、週末など時間がとれる日は
「自分をいたわる時間」を
あえて作るといいです。
好きな音楽を聴いてもいいし、
普段できないケアに
時間をかけるのもおすすめ。
大学の研究でも、
週に1度でも自分のケアの時間を
しっかり確保すると、
長期的な自己肯定感が
高まりやすいと報告があります。
4. 「潜在意識」を活用し扱われ方を変える
いちばん大切なのは、
「自分に対する扱い」を自覚することです。
自分で自分を否定したまま生活していると、
潜在意識はずっと「私は大したことない」
「どうせ自分なんか」と思い込んでしまいます。
そうすると、
周りの人もその思い込みを受け取って、
「この人をぞんざいに扱っても大丈夫かも」
という雰囲気を感じてしまうのです。
逆に、「私は大切にされていい存在だ」
という意識が育つと、
不思議と言動や表情にあらわれ、
それを周囲が察して尊重しはじめます。
大切に扱われる人は、
べつに偉そうでもわがままでもありません。
むしろ、柔らかく、
ゆったりとした空気をまとっているものです。
彼ら彼女らは
「自分が大切にされるに値する人間だ」
と内側で承認しているからこそ、
相手にも安心と敬意を払えるんですね。
いつもいただく受講生からの質問、相談者からの質問に答えておきますね
Q:「仕事をがんばっているのに周りに雑に扱われます。
何が足りないのでしょうか?」
A:まずは「頑張り方」が
自分を疲弊させていないか確かめてみましょう。
真面目で優しい方ほど、
仕事優先で自分の心身をおろそかに
しがちなんです。
疲労困憊のまま働く人は、
周囲から見ると
「遠慮なく頼っていい人」になりがち。
休む勇気を持ち、
自分をいたわる時間を増やすと、
周りからの扱いが自然と
変わることが多いですよ。
Q:「家事育児とパートに追われていて、
そもそも自分を大切にする余裕がありません……」
A:とても頑張っていらっしゃいますね。
そんな中でも「1分だけ自分に優しくする時間」
をおすすめします。
トイレに入った数秒でもいいので
「今日もよくやってるね、私」
と心の中で褒めるだけでも違います。
少しずつ自己評価が高まり、
周囲へ発する雰囲気が変わりますよ。
家族にも「ママを大切にしなくちゃ」
と思わせるきっかけになるはずです。
Q:「50代を超えて、まわりに親しい友人がおらず、
粗末に扱われているような
孤独感があるのですが、
いまさら変われるものでしょうか?」
A:大丈夫です。
いくつになっても人との関係は変わりますし、
自分自身の扱い方も変えられます。
まずはセミナーやコミュニティに
参加してみるのはいかがでしょう。
はじめは気を遣うかもしれませんが、
一歩踏み出すだけで
“自分はもっと大切にされていい存在だ”
と自然に思える出来事が出てきます。
自分を認める瞬間が増えるほど、
孤独感も薄れていきますし、
周囲の人間関係もじわじわ変わっていきます。
自分を大切にすると扱われ方は変わる
粗末に扱われたとき、
「なんで自分だけ……」
と落ち込むことはありますよね。
でも実は、それを変える一番の鍵は
「自分で自分をどう扱うか」にあるんです。
まずは一歩、今の自分を労わる時間を
つくってみてください。
ちょっとした深呼吸や、
好きな飲み物を丁寧に味わうだけでもOKです。
自分を大切に扱う感覚を身体で覚えると、
いつのまにか周囲もあなたを
丁寧に扱ってくれるようになります。
「自分を大切にすると
わがままに思われるのではないか」
と不安を感じる方もいるかもしれませんが、
実際は逆。
自分を尊重できる人ほど
相手にも尊重のまなざしを向けるから、
一緒にいる人も心地よさを感じ、
あなたをもっと大切にしたくなるのです。
あなたは、あなたが思う以上に
価値ある存在です。
どうか
「私は尊重されるにふさわしい存在なんだ」
と思ってみてください。
そう決めるだけでも、
意外なくらい周りの反応が変わり、
扱われ方も変化します。
自分に対するまなざしを変えることは、
周囲からのまなざしを変える第一歩。
今日から、自分を雑に扱う習慣に
さようならしてみませんか。
あなたがあなたを大切にするほど、
周りからも大切にされ、
笑顔で繋がる瞬間が増えていくはずです。
少しずつでもいいので、
「私ってちゃんと大事にされるべき存在なんだよね」
と心に宣言してみてくださいね。
あなたの毎日が、
さらにあたたかく満たされるよう願っています。
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